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離乳食のイヤイヤ対応について

ネコ
一歳ちょうどの女の子を育てています。
最近、離乳食のイヤイヤが多くどう対応しようか迷っています。

食間は4時間くらいはあけ、お腹は空いているはずなのに一口目からスプーンを拒否したり、
自分で食べたいのかな?と思い掴み食べの野菜や、パンをあげるとちょっと齧ってポイしてしまったり

どうしようもないと動画を見せながら食べさせてしまったりすることもあります。
今はなんとか気を引いて目安量の1/2〜3/4くらいは食べさせるよう頑張っているのですが、
動画を見せてまで食べさせるのは対応としてはどうなんでしょうか…

さつまいもやバナナ、りんごは好きでこれらはいつ出しても食べてくれます。好き嫌いが出てきたのかなとも思います。
でも、調子がいいとなんでもパクパク食べてくれることもあります。

イヤイヤが始まるまでは割とすんなり食べてくれていたのでミルクは卒業し、フォロミを寝る前に200ml、おやつの時間に120くらい飲ませています。

イヤイヤしてどうしようもなかったら食事を切り上げる?
明らかに足りてなければフォロミで補う? 
好きなものだけでも食べてくれるだけいい?
…どう対応していこうか迷っています。

ご助言いただけると助かります。

2024/1/25 13:08

前川未歩(神奈川県助産師会所属)

助産師
ネコさん、ご相談承ります。
お困りのところ、ご回答が遅くなり申し訳ありません。

お食事を大切にしたいお気持ち、それを娘さんにも伝えていこうとされていることが伝わってきます。
離乳食は食べる練習です。そしてご家庭で食事の時に大切にしていることをお子さまに伝えることでもあります。動画を見ることに関しては、ご家庭の食事の中でテレビを視聴しながら食べるという習慣があるなら許容範囲になり得るかも知れません。しかし食べ方の練習中ですので、食事に集中し始めたらやめるなどのルールが大切です。子どもたちにとって食べることは難しいことでもあります。ルールを作ったら、必ず守るようにはなさってくださいね。

好きなもの、苦手なものがでてきたようにお感じなのですね。味、手触り、舌触り、温度、いろいろな感覚が育ってきた証拠ですね。子どもは感覚と感情が行動に大きく影響すること、毎日のお世話で実感されていることと思います。お子さまの気持ちを切り替えることは難しいですね。

イヤイヤに対して、できることは気持ちや感覚を聞いてあげることだと思います。忙しい毎日の中でゆっくりと聞くことは難しいですし、言葉もまだまだですね。ネコさんは、娘さんの気持ちを想像して、気持ちや感覚を少し変える、ずらすようなかかわりをしてみるのもよいかなと思います。
ここで使ったずらすというのは、今の状況から違うものに意識を向けるようなことです。例えば、食べないなら飲み物に意識を反らす、味のことのようなら、色の会話をする、ポイっとするなら、ここに入れてねと異なる作業を追加してみるなどです。ポイしたものを混ぜるとおいしくなるかな?と再び食べようとしてくれる可能があります。

どうしても食べない場合には、切り上げることもよいと思います。ほとんど食べていないと心配になることもありますね。その場合は、2時間以内ならと、おにぎり1つだけはテーブルに置き、知らせておくのも、時にはよいと思います。食べなければお腹が空くということがわかりますね。

フォロミは、大人のサプリメント的な役割です。栄養バランスが整っていない場合には有効です。毎回半量までは食べられるようにサポートされていらっしゃるので、通常通りのフォロミタイムに飲む方法でよいと私は思います。

好きなものだけ食べるのも食事の楽しみ方のひとつだと、私は思います。準備したものをどれでもすべて食べてくれることが理想ですが、ひとまずは、炭水化物、たんぱく質、お野菜、汁物と、栄養素や食材を大きなまとまりとしてとらえて、それらが満たされるように食べたら〇、くらいでもよいと思います。
月齢や年齢があがると格段に食材や食形態は広がります。焦らずにで、よいと思いました。

ネコさん、食べること、寝ること、遊ぶこと、笑うことができるなら、娘さんは元気です。食べたもので体は作られますから、元気そうなら、娘さんにとって必要な栄養とエネルギーは摂取できています。そう考えるとネコさんのお気持ちも整えられ、離乳食の時間の気持ちが楽になるかなと思いました。
よろしかったら参考になさってくださいね。

ご相談ありがとうございました。

2024/1/28 9:31

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