母乳とミルクについて

さっぽさん、ご相談承ります。
ご相談いただいてから、数日経ちました。お待たせいたしました。
その後息子さんのご様子はお変わりないでしょうか。

満腹感がわかるようになる時期です。体重増加もよろしいようなので、ミルクを昼・夜もあまり欲しくないのかも知れませんね…。
よく起きることに関しても、もともと赤ちゃんの睡眠サイクルは30～60分くらいなので起きる体力がついてきたという成長でもあるかなと思いました。月齢的にも脳の成長もしますので、刺激に反応しやすく、深い眠りを繰り返すことが難しいことも考えられます。

お試しできるとしたら、眠りかけの哺乳瓶使用です。
寝てほしい昼や夜、お子さまが眠り始めたころに哺乳瓶をお口に運んでみましょう。まだ吸いつく反射が残っていますので、ウトウトしているときだと吸い始めま、飲んでくれる可能性はあります。上手くいくかどうかはお子さま次第ですし、タイミングにもよります。眠りかけていても吸わない、飲まないこともあります。試しに飲んでくれた時の睡眠状況を知って、今後の対策を考えたいですね。すぐには上手くいかなくても何度か試してみてご判断くださいね。

寝不足が溜まってきて、さっぽさんも心身の疲れがあると、赤ちゃんの泣きやお世話がつらく感じることがあります。後回しにできることは今はやらずに、自分の時間や自分へのご褒美タイムを作ってあげましょう。自分を大切にすると、お子さまのお世話に意欲的になりやすいことがあります。
まずはご自身を大切にする気持ちを優先して数日過ごしてみると、授乳に向かう気持ちがリフレッシュできると思います。

お大事にお過ごしください。
ご相談ありがとうございました。

さっぽさん、ミルクの目安と母乳の目安は必ずしも一致しません。
息子さんのためのオーダーメイドの母乳ですから、量だけでの比較はできません。体重の増え方、ご機嫌や排泄が問題ない場合には、様子を見守ってあげてよいと思います。
息子さんにも感覚や気持ちがあります。母乳を飲みたいときにミルクを飲ませようとしても難しい場合があるかと思います。お口から入ったもので息子さんは成長します。お口から入るものが嬉しいもの好きなものだと、幸せですね。

量が少ないこと、数字がわかるようになったことでよりご心配が大きくなったかもしれません。飲まないことへのご心配なお気持ちもよく分かります。これまでしっかりと育ててきた、その経験は自信になります。ご自身が大切に育ててこられたお子さまの心身の強さを信じるには勇気がいります。焦らずに、関わっていく勇気、きっとさっぽさんはお持ちだと私は思います。
ミルクを飲んでくれそうなタイミングを見つけることはやめずに、ご自身の母乳の力、その母乳を飲んでくれる息子さんの力を信じること。どうかさっぽさんの中にはたくさんの力が、そして息子さんにも無限の力があることを信頼して、今を乗り越えてみましょう。こまめなお昼寝、親子ともに大切な時間です。
よろしくお願いいたします。