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イヤイヤについて

ゆゆ
割と伝えると聞き入れてくれることが多く、今までもイヤイヤはありましたが、そこまで酷くはないように感じていました。家では怒ったり泣いたりと感情を出していますが、人見知りということもあり、遊び場や買い物など外では大人しくなってしまいます。
それがここ最近、外でも家のように感情を出したり、買い物などでも、こっちに行きたい!という感じで伝えてきたり、思ったようにできないと怒ることが増えました。
これがイヤイヤ期か…と思いながら大変さもありますが成長なのだとは理解しています。
しかし、毎日受け入れる余裕はなく、私自身がイライラしてしまうこともあります。
対応としては、子どもの意思を尊重して、危険がない限りはやらせてあげるのが1番なのでしょうか?
危険なことなどはきちんと叱るのはもちろんだと思うのですが、その他は受け入れ、やりたいようにさせてあげるべきか、そればかりだとわがままになってしまうのではないかと対応に悩んでいます。

2024/1/10 22:16

前川未歩(神奈川県助産師会所属)

助産師
ゆゆさん、ご相談承ります。
イヤイヤ期のお子さまのご対応、毎日、お疲れ様です。危険かどうかの判断だけでなく、やりたい気持ちを尊重して待つことも、安全を見守ることも大変なご苦労があると思います。さらにママ自身のお気持ちを整えること、ぐっと抑えることも、修行のように厳しいと感じることもあることと想像します。

危険がない限りやらせてあげること、お子さまの成長を見守り、達成感や満足感を尊重することになりますね。
ゆゆさんにはお子さまを育てる役割もありますが、生活を滞りなく進めていくことも大切なことです。時間が無限にあるわけではないですね。ご自身の時間も削っての毎日ですから、時間管理が気になるお気持ちもあることと思います。

今、一番おつらいと感じていらっしゃることは何でしょう。やりたいことを受け入れられず余裕がないこと、イライラすること、それともこれらを全てゆゆさん一人でご負担になっている状況、わがままになってしまうのではないかという不安…いろいろ考えられます。

私はゆゆさんのご対応は、とても素晴らしいと思います。イヤイヤ期をお子さまの成長と理解していること、生活の許容できる範囲でお子さまのやりたいを見守れていること、危険を叱ると決めていること、お子さまの未来のためには何が最善かと先を見ながら子育てされる姿勢、素敵ですね。

受け入れることと、受け止めることを、ゆゆさんのなかで区別できると、気持ちも時間管理もゆとりができる可能性があるのではないかと私は思います。
受け止めることは、やりたい気持ちを「そう思うんだね」「こうしたいと思うんだね」と、気持ちをママと共有することだと思います。お子さまの想いや考えをそのまま受け取ります。叶わなかったこと、我慢してもらうことも「欲しかったね」「やりたかったね」「悔しかったね」など共感することも受け止めるです。

どうしてそれがやりたいのかなと、考えや気持ちを受け入れる…、いったん手や足を止めて時間がかかるように思えるかもしれません。でもこれはママが気持ちを聞いてくれたという経験になります。ママが気持ちをわかってくれた、受け止めてくれたという経験は、お子さまの心を強くし、ママへの信頼感を育みます。そしてママが話を聞いてくれると、お子さまもママの話を聞こうとしてくれます。時間がないよ、今日は用事があるね、次の機会まで待ってほしいなどですね。

行動までまるごと受け入れる日、やりたいことをやりたいように思う存分見守れる日もありますね。月に数回でもいいのです。その時には、「今日は思いっきりやろう!」と、危険ではない限り、一緒になってやってみる、全力でやらせてみるとよいですね。約束を守ること、我慢をする力、人を信じる力などを、親御さんが見せることにつながるのではないでしょうか。

少しでも参考になればと思います。
ご相談くださりありがとうございました。

2024/1/13 10:28

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