授乳クッションで寝させる

るんさん、こんばんは。夜分に失礼いたします。
助産師の宮本です。
ご相談ありがとうございます。

4ヶ月をむかえるお子さんの睡眠時の環境についてですね。
授乳クッションを使用して赤ちゃんの背骨がアルファベットのCの字を描くような体制にして寝かせていらっしゃるのですね。

胎児の姿勢に近い状況で、まるくなる姿勢をとることで落ち着く赤ちゃんは多いですから、るんさんの工夫もごもっともだと思います。
ご質問にお答えさせていただきますね。

①授乳クッションで寝させるのは何故良くないのか
→柔らかい場所に寝かせることは乳幼児突然死症候群や窒息などのリスクを考慮し、推奨はされておりません。
とはいっても、赤ちゃんと過ごす日々の工夫として、目を離さず一時的に授乳クッションを使用して寝かせる方法をとることがある方もいらっしゃいます。
詳しい状況はわかりかねますが、授乳クッションを使用する寝かしつけは安全面から推奨されていることではないという意味で、よくないと伝えられたのかもしれないですね。

②授乳クッション寝を辞めさせるいい方法はないか
→赤ちゃんは寝ることが苦手であっても、赤ちゃん自身が本当に眠い時はどんなお布団でも寝てくれます。
ですので、安全面を考慮すれば、赤ちゃん用の体が沈み込まないような敷布団で寝かせるように回数を重ねていけば、慣れてくれることが多いですよ。
いままでと違う環境ですから、最初はうまくいかずに泣いてしまうことはあるかと思います。

③赤ちゃんが寝やすい枕とかないか
→4ヶ月のお子さんでは、枕はなくともお布団にそのまま寝かせてあげるとよいかと思います。
乳幼児突然死症候群や窒息のリスクを防ぐためにも、枕やぬいぐるみなど顔にかぶさる危険性のあるものは、基本的に赤ちゃんのお布団に置くことは推奨されておりません。

よかったら参考になさってみてくださいね。
よろしくお願いいたします。

そうなのですね。授乳クッションが硬めなのですね。

硬めでも柔らかめでも、赤ちゃん用のお布団でないことは同じなので、推奨はされていないかと思います。硬めであるからよしとするかどうかは、ご家庭の判断かと思います。
また、眠すぎてしまうときに大泣きしてしまうお子さんは多くいらっしゃいます。小さなお子さんはまだまだ寝ることが苦手なこともありますので、入眠までに時間がかかることもあります。
柔らかいタオルの使用についても、お口にかかる危険性のあるものは外したほうが安全かと思います。

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