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出生前診断について

chapy
現在は35歳ですが、予定では36歳で初産になります。
35歳以上が1/297、36歳が1/236の割合でダウン症と説明を受け、思いの外高い確率なのかな、と思いました。
検査を受けて万が一の場合、どちらの選択もする自信がありません。自分なりに調べては見ておりますが中々折り合いをつけられずにいます。こうして悩んでいる事もお腹の子に影響しないか気になってしまいます。気持ちを落ち着かせるにはどうしたら、よいのでしょうか。。

2023/11/27 21:14

前川未歩(神奈川県助産師会所属)

助産師
chapyさん、ご相談承ります。
出生前診断でお悩みなのですね。悩むことはとても大切なことですね。ご自身にとってもとても大切と思うからこそ、悩むのですね。悩んでいることが、お腹の状態に影響することはありません。悩むときは自分自身と向き合うようにされるとよいと思いますよ。

検査に関して、chapyさんは年齢のことが気になっていらっしゃるのですね。ダウン症の確率で、ご自身のこと、お子さまのこと、生活のこと、将来のことなど不安な気持ちがおありなのだと思います。決めるため、備えるため、検査の目的も様々です。
検査をした場合、決められないことへのご心配もありますね。女性とその家族によって、また周囲の環境などによっても心配事の大きさや深刻さは異なるものだろうと思います。自分はどうか…。周りの環境などもぐるりと見まわしつつ、自分自身と旦那さんと、あるいは医師と相談してみましょう。

決めるのはchapyさんと旦那さんです。どんな選択をしても、その選択がご夫婦にとって正解です。後悔する必要もないですし、後ろめたい気持ちなども必要ないです。自分たちのことです、ご自身たちの生活や未来のことです。

決めかねているのですものね。時間は時間も限られていますが、漠然と悩むよりも、ひとつずつ紐解いていくのはいかがでしょうか。ひとつひとつ、考える。するとお気持ちがご自身のなかに集中できるのではないでしょうか。

何が一番心配なのでしょう?なぜそれが一番心配なのでしょう。
検査で何を知りたいと思っているのでしょう?
検査することで得られるもの、検査しないことで守られるものは何でしょう。
答えはそれぞれ1つではないかもしれません。
何を知りたいのか、どうなれば選ぶ覚悟ができるのか。そしてその結果はなぜ大切なのでしょう?その結果でchapyさんは何を選びたいでしょう?
たくさんの問いがぐるぐるされていることと思います。どの問いからはじめてもよいと思います。

人生や生活、あるいは結果が出た時点など、未来から考え始めるのも自分の大切にしたいものをみつける手助けになります。検査の前に十分に不安なことや気になっていることを医師に確認することで不安などが解消し、検査をするかどうかを選ぶ覚悟ができるかもしれません。

悩んでもいいです。選んでもいいんです。誰かに責められることはありません。ご自身のお気持ちが一番大切で、一番尊重されるものだということを知っておいてくださいね。

2023/11/29 18:44

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