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血糖コントロールを優先した低糖質な食事にするべきなのか。
なる
初めまして。妊娠糖尿病と診断されてから、食事療法で数日に1回は血糖値目標(食前100以下、食後2時間120以下)をオーバーする時はあります。
現在お腹の張りもあり、リトドリンを内服しており運動ができず、薬の副作用で血糖値がかなり上がりやすいです。そのため、糖質を抑えた食事を摂るようにしています。栄養指導では、米100gほど取るようにと言われましたが、100gもとると血糖値がオーバーしてしまいます。野菜多めの食事、野菜から摂取などは行なっています。
その食事の影響か、現在も妊娠前と同じ体重で増えません。
母には、インスリン注射なんてするようになったら赤ちゃんに影響はないのか?と言われ、不安になり、野菜やタンパク質ばかり摂るしかないと考えてしまっています。
低糖質の食事を出産まで行い、インスリン導入せず食事療法で乗り越えるべきなのか、体重を増やすためにもインスリン導入となり糖質を言われた通り摂取すべきなのか、どちらが正解なのでしょうか。
現在お腹の張りもあり、リトドリンを内服しており運動ができず、薬の副作用で血糖値がかなり上がりやすいです。そのため、糖質を抑えた食事を摂るようにしています。栄養指導では、米100gほど取るようにと言われましたが、100gもとると血糖値がオーバーしてしまいます。野菜多めの食事、野菜から摂取などは行なっています。
その食事の影響か、現在も妊娠前と同じ体重で増えません。
母には、インスリン注射なんてするようになったら赤ちゃんに影響はないのか?と言われ、不安になり、野菜やタンパク質ばかり摂るしかないと考えてしまっています。
低糖質の食事を出産まで行い、インスリン導入せず食事療法で乗り越えるべきなのか、体重を増やすためにもインスリン導入となり糖質を言われた通り摂取すべきなのか、どちらが正解なのでしょうか。
2023/11/8 16:03
なるさん おはようございます。
妊娠糖尿病と診断され、今後どのように治療を続けることが正解なのか疑問に感じていらっしゃるのですね。
>低糖質の食事を出産まで行い、インスリン導入せず食事療法で乗り越えるべきなのか、体重を増やすためにもインスリン導入となり糖質を言われた通り摂取すべきなのか
→ざっくりと言うと、いずれも不正解です。
自己判断で低糖質の食事をすることは治療としては適切ではないですし、インスリンによる治療が必要と医学的な判断があればそれに応じたほうが母体と胎児のためです。母体の体重増加は結果的なもので、胎児が順調に育ち、母体の体重が著しく減少しなければよいため、母体の体重を増やすために糖質を摂取したほうがよいというものではありません。
治療の目的と期待している結果が一致しないために混乱されているかもしれないと思いましたので、少し解説しながら説明させていただきますね。
妊娠中に血糖が高くなりやすいのは、血糖値を抑える働きのあるインスリンというホルモンが、胎盤から分泌されるホルモンの影響で働きが鈍くなったり、胎盤でインスリンを壊す酵素ができるなど、妊娠中は妊娠前よりもインスリンが効きにくく、結果的に高血糖になりやすいという仕組みがあるためです。
妊娠週数が進むにつれて、インスリンの効果が薄れる場合があるため、妊娠初期~中期の異なるタイミングで血糖値の検査をして、妊娠糖尿病の可能性の有無を判断し、必要に応じて、食事療法、運動療法、インスリンの使用などの治療が選択されます。
血糖値のコントロールについては、妊娠する前からの生活習慣なども影響することもあり、妊娠をきっかけに血糖値が高くなりやすい体質であることが判明することもあります。だからこそ、自分のためにも、赤ちゃんのためにも血糖値をコントロールしましょうというのが治療方針の軸となります。
ご質問についてですが、栄養指導の通りに過ごすと「数日に1回は血糖値目標(食前100以下、食後2時間120以下)をオーバーする時がある」ことは、かかりつけの医師などと共有できているのでしょうか。
もし、自己判断で食事量の量をコントロールしているのであれば、その点について担当のスタッフときちんとお話されたほうがよいと思いました。
血糖値の数字に、一喜一憂してしまうかもしれませんが、数日に1回程度であれば、経過観察となることがあります。「たまに目標値を超えた」時に、どんな状況だったのかを振り返り、出産に向けて、安定して過ごすための血糖測定の継続です。自己判断で糖質を制限することで、栄養が偏ったり、必要なエネルギー量(カロリー)が摂取できない状態は避けたほうがよいので、健診の際に相談されることをおすすめします。
「栄養指導で言われた通りに米を食べると血糖値が高い」ということも伝えてください。食べる量やタイミング、その前後の行動などによって血糖値は変動しますので、傾向と対策をかかりつけの産婦人科のスタッフと一緒に考え続けることがとても重要です。
母体の体重増加については、母体の体重が増えていなくても胎児が順調に成長していれば良いと判断することがあります。これについては、妊娠前の体格がどうだったのか、妊娠初期のつわりの有無や体重の増減がどのようなものだったのかなどによって医学的な判断は異なりますので、母体の体重が増えないことがご心配であれば、かかりつけの産婦人科のスタッフへご相談ください。
また、お母さまがインスリンの使用についてご心配されているようですが、もしインスリンが必要となった場合に、インスリンを使用しないということのほうが赤ちゃんへの影響はあり、母体への影響もあります。
もし治療として必要となった場合は、妊娠中に使用の安全性が確立したインスリンを使用します。お薬は使いたくない、注射はしたくないという思う妊婦さんやご家族もいらっしゃいますが、ママと赤ちゃんの合併症を防ぐためには必要不可欠であり、何よりも生命の危険を回避するための手段です。出産後にはインスリンの注射の量自体は減量あるいは不要となる場合がほとんどなので、心配しすぎずに適切な治療を受けるようにしましょう。
どんなに厳重に管理していても、母体の変化で血糖値が高くなることはありますが、妊娠中に血糖をコントロールして、母体も胎児も順調に過ごし、無事に出産することが一番の目標と思いますので、心配なことや疑問点については、かかりつけの産婦人科へぜひご相談ください。
妊娠糖尿病と診断され、今後どのように治療を続けることが正解なのか疑問に感じていらっしゃるのですね。
>低糖質の食事を出産まで行い、インスリン導入せず食事療法で乗り越えるべきなのか、体重を増やすためにもインスリン導入となり糖質を言われた通り摂取すべきなのか
→ざっくりと言うと、いずれも不正解です。
自己判断で低糖質の食事をすることは治療としては適切ではないですし、インスリンによる治療が必要と医学的な判断があればそれに応じたほうが母体と胎児のためです。母体の体重増加は結果的なもので、胎児が順調に育ち、母体の体重が著しく減少しなければよいため、母体の体重を増やすために糖質を摂取したほうがよいというものではありません。
治療の目的と期待している結果が一致しないために混乱されているかもしれないと思いましたので、少し解説しながら説明させていただきますね。
妊娠中に血糖が高くなりやすいのは、血糖値を抑える働きのあるインスリンというホルモンが、胎盤から分泌されるホルモンの影響で働きが鈍くなったり、胎盤でインスリンを壊す酵素ができるなど、妊娠中は妊娠前よりもインスリンが効きにくく、結果的に高血糖になりやすいという仕組みがあるためです。
妊娠週数が進むにつれて、インスリンの効果が薄れる場合があるため、妊娠初期~中期の異なるタイミングで血糖値の検査をして、妊娠糖尿病の可能性の有無を判断し、必要に応じて、食事療法、運動療法、インスリンの使用などの治療が選択されます。
血糖値のコントロールについては、妊娠する前からの生活習慣なども影響することもあり、妊娠をきっかけに血糖値が高くなりやすい体質であることが判明することもあります。だからこそ、自分のためにも、赤ちゃんのためにも血糖値をコントロールしましょうというのが治療方針の軸となります。
ご質問についてですが、栄養指導の通りに過ごすと「数日に1回は血糖値目標(食前100以下、食後2時間120以下)をオーバーする時がある」ことは、かかりつけの医師などと共有できているのでしょうか。
もし、自己判断で食事量の量をコントロールしているのであれば、その点について担当のスタッフときちんとお話されたほうがよいと思いました。
血糖値の数字に、一喜一憂してしまうかもしれませんが、数日に1回程度であれば、経過観察となることがあります。「たまに目標値を超えた」時に、どんな状況だったのかを振り返り、出産に向けて、安定して過ごすための血糖測定の継続です。自己判断で糖質を制限することで、栄養が偏ったり、必要なエネルギー量(カロリー)が摂取できない状態は避けたほうがよいので、健診の際に相談されることをおすすめします。
「栄養指導で言われた通りに米を食べると血糖値が高い」ということも伝えてください。食べる量やタイミング、その前後の行動などによって血糖値は変動しますので、傾向と対策をかかりつけの産婦人科のスタッフと一緒に考え続けることがとても重要です。
母体の体重増加については、母体の体重が増えていなくても胎児が順調に成長していれば良いと判断することがあります。これについては、妊娠前の体格がどうだったのか、妊娠初期のつわりの有無や体重の増減がどのようなものだったのかなどによって医学的な判断は異なりますので、母体の体重が増えないことがご心配であれば、かかりつけの産婦人科のスタッフへご相談ください。
また、お母さまがインスリンの使用についてご心配されているようですが、もしインスリンが必要となった場合に、インスリンを使用しないということのほうが赤ちゃんへの影響はあり、母体への影響もあります。
もし治療として必要となった場合は、妊娠中に使用の安全性が確立したインスリンを使用します。お薬は使いたくない、注射はしたくないという思う妊婦さんやご家族もいらっしゃいますが、ママと赤ちゃんの合併症を防ぐためには必要不可欠であり、何よりも生命の危険を回避するための手段です。出産後にはインスリンの注射の量自体は減量あるいは不要となる場合がほとんどなので、心配しすぎずに適切な治療を受けるようにしましょう。
どんなに厳重に管理していても、母体の変化で血糖値が高くなることはありますが、妊娠中に血糖をコントロールして、母体も胎児も順調に過ごし、無事に出産することが一番の目標と思いますので、心配なことや疑問点については、かかりつけの産婦人科へぜひご相談ください。
2023/11/9 10:30
なる
妊娠22週
回答ありがとうございます。
非常によく分かりました。
一度、担当医に相談してみようと思います。
非常によく分かりました。
一度、担当医に相談してみようと思います。
2023/11/12 13:14
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