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寝返り対策について

さき
間もなく生後4ヶ月の赤ちゃんについてです。
左右どちらも割とスムーズに寝返りするようになりました。
少し前までは起きているときだけだったのですが、最近、夜寝入っているときにも寝返りをするようになりました。

寝ているときに寝返りしたら仰向けに戻すようにしているのですが、私が寝入ってしまっている間は確認ができません。
とくに夜間は10時間ほど眠ります。
SIDSや窒息などが起こるのではないかと心配です。

3、4ヶ月検診で首が座っていると言われています。
寝返り返りはできません。
ベビーベッドを使用しており、硬めのマットレス、布団など窒息しそうなものは入れていません。

このような状態ですが、寝返り防止ベルトなどがありますが、装着するなどして寝返り対策をしたほうがよいでしょうか?
それとも夜間は好きな寝相にさせてよいのでしょうか?

2023/11/7 0:15

在本祐子

助産師
さきさん、こんにちは。
ご相談いただきありがとうございます。
寝返りができるようになりましたね。成長が感じられますね。
確かに、うつ伏せ寝による乳幼児突然死症候群のリスク回避のため、お子さんの寝かしつけには仰向けが推奨されています。

また月齢が進んできましたが、窒息事故はベットと壁に挟まれる、柔らかい寝具に頭が抜け出せなくなるなどもありますので、まだ十分気をつけておくことをお勧めします。

就寝中も出来る限り、仰向けに戻す方が安心ですが、100%は難しいこともありますよね。
厚生労働省では、寝返りと寝返り返りのいずれもできるならば、夜間は仰向けに必ず戻さなくてもよいとしています。
その見解の詳細は以下です。
寝返りは、赤ちゃんの成長にとって重要で自然な発達過程です。米国国立衛生研究所(および米国小児科学会)によると、赤ちゃんがあおむけからうつぶせと、うつぶせからあおむけのどちら側からでも自分で寝返りができるようになったら、あおむけ寝の姿勢に戻す必要はないとされています。
乳幼児突然死症候群のリスクを減らすために重要なのは、眠り始めるときにあおむけ寝の姿勢にしてあげることと、寝返りをした時に備えて赤ちゃんの周囲に柔らかな寝具を置かないようにすることです。
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000140459.html

しかし、まだ寝返り返りができない状態ですので、気がついたら仰向けに戻してあげることをお勧めします。
もう少しのことだとは思います。
日中、たくさんゴロンと遊ばせて寝返り返りを促すのも効果的と思います。

寝返り防止グッズの使用は積極的にお勧めしていませんが、安全性を確認してご利用なさる方もいます。
また、産院では、呼吸センサーを利用することが多く、一般にもレンタルできます。
ご検討くださいね。
よろしくお願いします。


2023/11/7 15:43

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