生後2ヶ月半哺乳量の減少

みかん娘さん　こんにちは。

お子さんが飲むミルクの量に変化があり、哺乳量として不足していないのか心配されていらっしゃるのですね。

お子さんが、妊娠37週以降の正期産で生まれ、これまでの健診などで特別なフォローが必要とはいわれていない前提で回答させていただきます。

お子さんが生まれてからどのような授乳をされてきたのか、現在の母乳分泌がどのくらいなのか、現在乳房がどのような状態なのか、これまでの体重増加がどのような状態なのかなどによって判断が異なりますので、ヒントになりそうなことを回答させていただきますね。

まずは、授乳に満足しているサインがあるか観察してみてください。
<満腹のサイン(授乳に満足しているサイン)>
・1日6回以上飲んでいる
・薄黄色の尿が1日6回以上出ている
・1～3日毎に最低1回以上の排便がある
・元気があり、肌の色や張りが健康的に見える
・授乳と授乳の間はほどほどに満足している様子である
・体重が順調に増えている(←これは結果的に健診時などに測定した体重が増えていればOKという意味です)

もし、上記のサインが１～2点観察できない場合は、授乳の量自体が不足しているかもしれません。飲ませようとしても飲まないという状況が続いているのであれば、早めに小児科へ相談されることをおすすめします。

上記のサインがほぼ全て観察できるものの、哺乳量が少ないと感じるようでしたら、ミルクについて1回毎の量ではなく、1日単位の合計量で飲めているかを観察してみてください。
現在、母乳が十分に分泌されているかが不明なので、ミルクで補う量について具体的な目安をお示しすることは難しいのですが、これまで混合栄養で、ほぼ半分はミルクを与えていたという状況であれば、ミルクで補う量が1日あたり合計300～500mLになるかと思います。1回あたりの量が少ないとしても、1回でミルクを100mL以上ミルクを飲むタイミングもあり、結果的に1日あたり合計300～500ｍLほど飲めていれば、母乳と合算して、必要な量やカロリー(エネルギー)などは摂取できている計算になるかと思います。必要な量やカロリー(エネルギー)などが摂取できていれば、月齢相応の体重増加があるはずです。

まずは授乳パターンを振り返り、上記に示した満腹のサインがあるかを観察してみてください。
最終的に、現在の授乳の量で足りているのかどうかは、体重増加やお子さんの様子を診ていかないとわかりませんので、心配が続くようであれば、居住地の保健センターの育児相談の窓口や小児科へぜひ相談してみてくださいね。

みかん娘さん　お返事ありがとうございます。

詳細について追加情報ありがとうございます。
先の回答を参考に、ミルクの追加量が不足していないかをご判断いただければと思います。
こちらのコーナーはweb相談ですので、個別の診断は診療の範囲となり、実際に診察しない状態で、先の回答以上の助言は難しいです。大変申し訳ありません。
もし、ご自身でのご判断が難しいようでしたら、お子さんの成長を含めて小児科へご相談ください。