アルコールについて

Mmさん、こんばんは。
助産師の宮本です。
ご相談ありがとうございます。

授乳中のアルコール摂取についてですね。
いま産後1ヶ月半とのことですが、妊娠中からの我慢ですものね。
女性は本当にすごいと思います。飲んじゃダメ、というプレッシャーはお辛かったですね。可愛い我が子の方が大切と書いてくださっていますが、Mmさんご自身を大切にすること、自分の飲みたい欲求をお話しできることも大切だと思いますよ。お話してくださりありがとうございます。

10/28日に飲酒の機会があるのですね。
アルコールは摂取すると母乳に移行しますので、飲まないことにこしたことはないのです。ですが絶対ダメということもストレスですので、妥協点を探していきましょう。

アルコールを摂取すると30分～1時間くらいで血中アルコール濃度はピークになります。
ご自身のお酒に酔った、という感覚もあるかと思うのですが、飲酒後2時間は授乳を避けていただくことが望ましいです。
摂取量としては、ビール350ml缶一本程度もしくはワイングラス1杯程度であれば、比較的安全といわれています。

また、飲酒後の母乳はあえて搾乳する必要はなく、2時間以上たって血中アルコール濃度が下がれば普通に授乳していただいて大丈夫ですよ。

書いてくださったように事前に搾乳していき、ママが留守の間と飲酒後2時間を経過するまでは搾乳で対応するでもよいですし、混合栄養とのことですからその間はミルクでもよいと思います。

よかったら参考になさってみてくださいね。
よろしくお願いいたします。

お返事ありがとうございます。
飲酒後は2時間あけていただくことで、母乳に移行するアルコールが検出される可能性は低いと考えられています。
ですので、二日もあけずとも、2時間あけていただければ授乳してよいと思います。

授乳中の飲酒量は、アメリカ小児科学会の発表によると体重１㎏あたり0.5g以内が限度のようです。
例えばママが体重60㎏だとすると、ビールは350ml缶が二本、ワインはグラス1杯程度、50㎏のママだと、ビールは350ml缶一本程度であればアルコールの許容量と考えるようです。
基本的には授乳中はアルコールや飲酒は控えることが推奨されていますので、ご注意いただければと思います。