物をなんでも投げる

ゆきぽこさん、こんにちは。
助産師の宮本です。
ご相談ありがとうございます。

1歳10ヶ月のお子さんについてですね。
お子さんのご様子をみていて、イヤイヤ期ならではの行動だなと感じることがおありなのですね。

ゆきぽこさんのおっしゃるように、月齢によるものももちろんあると思います。
自分でできることが増えてきて、なんでもママに手伝ってもらう赤ちゃん期を過ぎたように感じることもあると思いますが、それでもまだ2歳手前です。できるように思えても思うようにできなかったり、お子さんご自身が感じている気持ちをうまく表現することが難しくて好ましくない行動としてあらわれることもあります。

笑いながらものを投げたりすることもあるのですね。
もしかしたら、ものを投げたりするときのママの反応をみて楽しんでいることもあるのかもしれません。
ものを投げるなど好ましくない行動がみられたときに、投げてはいけないと伝えることは大切だと思います。ですが、何回言っても同じことをするのであれば、言い方や伝えるタイミングをかえてみることもよいかもしれないですね。
・投げると自動車が壊れてしまうよ
・車さんもいたいいたいだね
・投げたら箱がつぶれちゃったね
など、投げるとどうなるのか、どうしていけないのかということを教えてあげることもよいと思います。

1歳半頃からは、ママの言っていることはたいていわかっていることが多いです。
ゆきぽこさんの言葉で、お子さんが理解しやすいような言葉を選んで伝えてみることもよいですね。

また、もうひとつの対応策としては、好ましくない行動をしていない時にママの方からお子さんに寄り添った言葉がけを意識して行ってみることも効果的です。
ものを投げていないとき、たとえば集中して遊んでいる時などに、何しているの？このご本、ママも大好きなんだ
などと、お子さんが興味をもっていることに、共感してあげるとよいですね。
好ましくない行動をしなくても、ママは自分をみていてくれるんだ、ものを投げなくても楽しく過ごすことができるんだと思える瞬間を積み重ねていくこともよいと思います。

よかったら参考になさってみてくださいね。
よろしくお願いいたします。

そうなのですね。色々なパターンの声かけを実践なさっていらして、素晴らしいなと思いました。ゆきぽこさんがお子さんを思う気持ちはきっとお子さんにも伝わっていると思いますので、ママが困っていることも、きっとわかってしているのかもしれないですね。
平日のワンオペ、ご苦労お察しいたします。
朝から寝るまで声かけしつづけることもママの方がまいってしまうこともあるかもしれません。
1歳半だと重たいと思うのですが、おんぶしながら家事をしたり、
ベビーチェアに座らせて集中できるおもちゃとともにキッチンの近くにお子さんの遊ぶスペースを一時的に用意してあげるなどしてみることもよいかもしれません。
少しでも参考になれば幸いです。ご相談ありがとうございました。