閲覧数:2,094

後ろにひっくり返る

べべたん
生後8ヶ月の娘です。

7ヶ月の頃のまだお座りが完全にできていない頃に、大人が後ろに座っていて足の間に娘がお座りしている状態で、まだ腰が安定しきっていなかったので、後ろにひっくり返ったことがあります。
その時にびっくりしたのが楽しかったのか、それから何度かわざと(顔がキャッって目を瞑って楽しそうにしながらなので、やりたくてやっていると思われます)ひっくり返って、大人もそれを楽しんでしまっていました。
するとそれからちょこちょこ故意にひっくり返るようになってしまいました。

 すぐ飽きてやめるかと思ったのですが、よほど楽しかったのか(私たちも笑ってすごいねって言ってしまっていたので)思い出したようにするので、危ないし目を離せなくなり、好きなように座って遊んでもらうことが怖くなってしまいました。
もちろんそれからはダメよ、危ないからしないでと都度たしなめるようにし、やっても笑わないようにして喜んでないところを見せてみてるのですが、やっぱり伝わらないですよね‥。

そういったこともあって、最近では就寝時に使用している大人のベッド(最近大人のベッドで寝るようにしました) の上で過ごしてもらう時間が増えつつあります。ここならひっくり返っても柔らかいし、柵もあるので。
ただ、ベッドなので床は柔らかめで動きが違うのか寝返りはうってもお座りまではしていないような気がしています。

 そこで質問なのですが、
ネットでも、床が柔らかすぎるとダメというようなことが書いてあった気がするのですが、これは大丈夫でしょうか?
 
また、リビングの一部の床には、赤ちゃん用品が売られているお店にあるような、ジョイントマット(厚み2センチのもの)を使用しているのですが、 この上でも『お座り状態から後ろにひっくり返る』行為で頭をうつと、やはり良くないでしょうか?

もしくは、これをやめてもらう方法はないでしょうか。
  
寝返り、お座り、おもちゃを持ったり、と好きなように遊んで欲しいのにひっくり返るのが怖くてずっと後ろで構えたりしながらの遊び方になってしまうし、ちょっとオムツを捨てに行ったり家事や用事で立つ時も、離れている間にお座りしてひっくり返ると危ないので、私が用事で立つたびに、ベビーベッドか離乳食の時のイスに移動してもらっての作業になってしまうのでそれも大変で‥。

なんとか上手くならないでしょうか。

よろしくお願いします。

2023/7/20 9:13

前川未歩(神奈川県助産師会所属)

助産師
べべたんさん、こんにちは。
お子さまが後ろにひっくり返るのを楽しそうにしていること、心配ですね。繰り返すことで体への影響もご不安になりますね。

まずは脳への影響からお伝えしますね。お子さまが周囲の関心を引きたい、あるいはひっくり返る感覚そのものを楽しむために繰り返す行動です。この場合には大きな音がしたり、力加減なしにひっくり返ることもありますが、脳に損傷をきたすようなけがになることはまずありません。しかし勢い余って高さのあるベッドから転落するのは危険です。リビングのジョイントマットのほうが、そのような意味で事故予防になるのではないかと思います。
座高も低く、お子さま自身でつける程度の弱い勢いですので、床面の硬さがたとえ室内のフローリング程度であっても大きな心配には及びません。

それでも、すぐに飽きるだろうと思っていた遊びが続いていることも気になりますね。もっと他の遊びをして欲しいお気持ちもありますね(親目線でみていても安心できる遊び、といえばよいでしょうか…)。

娘さんは、体を使った遊びをとても楽しむことができていることがまず素敵だなと思います。自分の体を知ること、そしてそれを自分の意思で動かして楽しむことができることが素晴らしいです!全身で、自分で新しい感覚を産みだすことができる動きを発見することができたら、違う遊びが始まる予感がします。
床遊びでは、腹ばい遊びも仰向け遊びもどちらも楽しむことができるとさらに運動が広がります。

お座りには自分で体を起こすバランス感覚が大切です。寝返る途中の横座りのような姿勢で腕を伸ばす必要があります。腕の筋トレになりそうな遊びを工夫してみるのもよいですね。
また移動手段として、うつ伏せで方向転換をする、ズリバイなども始まります。お腹を中心にしてくるっくるっと回る、ずりずりと進むと楽しそうですね。その場合にはジョイントマットだと進みにくいので畳やフローリングで遊ぶことが上達につながります。どこで過ごすか、遊ぶかが大切になるのは、このような理由もあります。

ひっくり返る遊びのどの感覚を一番楽しんでいるのでしょうね。体が倒れる勢いなのか、床に衝突するときの感覚なのか、跳ね返るような、弾む感覚なのか、どれを楽しんでいるのでしょうね。その感覚を得られるほかの遊びを探すことでもよいですね。
後ろにひっくり返ることが楽しいのであれば、授乳クッションやちょうどはまるくらいの浮き輪を娘さんの腰に嵌めてあげると、また違った遊びになるかもしれません。

赤ちゃんは楽しいことを見つける天才です。すぐに真似をして、その動きを習得するまで繰り返す努力家でもあります。
ママやパパが楽しそうに床で一緒に動いてあげたり、ほかのお子さまが移動しているのを見せてあげるのもよいと思います。

よろしかったら参考になさってみてくださいね。
ご相談ありがとうございました。

2023/7/21 13:57

べべたん

0歳8カ月
とても参考になりました。
ありがとうございました。 

2023/7/21 14:32

相談はこちら

相談受付中の専門家

0歳8カ月の注目相談

0歳9カ月の注目相談

赤ちゃんの生活の注目相談

相談はこちら

相談受付中の専門家