前置胎盤かもと言われました。

あやっちさん、おはようございます。
助産師の前川です。
ご妊娠され、期待と不安、そしてお腹が毎日のようにモコモコと膨らんでくる週数まできましたね!

今回の前置胎盤のご心配、よくわかります。いろんなリスクに備えようと準備したいお気持ちの現れだと思います。
胎盤は、15週頃に完成しています。まだ小さな胎盤が、これから5〜6倍に赤ちゃんの成長と共に大きくなります。
そのため、16週ですと胎盤の成長を予測できないことがあります。子宮の出口にかかって大きくなるかどうか、主治医は必ず確認してくれます!どうか安心して今はお過ごし下さい。注意が必要になったら必ず指示がありますよ。

あやっちさんは心配なことを主治医に聞くことのできる、しっかりした力を持っています。これからも不安を解消しながら、更に主治医との信頼関係を築いていきましょうね。

頸管長、胎児音なども伝えない医師もいます。意図的ではなく、妊婦さんたちは赤ちゃんのエコーなどのほうが喜ぶと認識しているからです。よろしかったら、知りたいことを伝えてみてくださいね。

いわゆる安定期に入ります。健康な妊婦生活をお過ごし下さいね。
ご相談ありがとうございました。

そうだったのですね。
病院と医師にも確認することができたのですね。週数によって胎児の状態、胎盤の状態、さまざまなことを医師は超音波で診断しています。超音波はその時の状況を知るための検査で、検査後の質問には、その時に残っている静止画像しか情報がありません。まだ前置胎盤を診断する週数としては早いため、カルテに測定値が残されていないことは考えられます。

聞きづらいとお感じになったかも知れませんが、大切なお子さまのことです。そしてご自身がその命を守るためにどのように行動できるのかを準備するためですね。

癒着胎盤のことなどの心配事は、超音波の前にあらかじめ伝えていただくとよいですね。妊娠は週数と共に変化します。不確定なことに関しては、妊婦さんに余計な不安を与えたくないということで話さない医師もいます。安心できる所見かどうか、気になることがないか、私は知りたいですなど、あやっちさんのお考えを伝えてみてください。所見は一緒にエコー中に確認していただくとよいと思います。エコーしながら話をする医師、一通り見てから手を止めて説明する医師、エコー診断のやり方はそれぞれです。

妊婦健診は不安を最小限にし、安心を持ち帰るように心がけながら、医療者は妊婦さんを診ています。モヤモヤしていること、心配なこと、伝えていただいて嫌がることはありませんので、安心してくださいね。不安なことに目が行きがちになることもよくわかります。
その気持ちを持つことも全く自然なことだと思います。それでも検索しすぎて不安が強くなる場合には控えめにしてみるとよいですね。
お母さんがのんびりお腹の赤ちゃんのことをあったかい気持ちで考える時間…、そんな時間を赤ちゃんと過ごすことも今からの時期には大切ですね。絆がだんだん太く強くなっていきます。お腹で抱っこされている赤ちゃんをイメージして、今日一日のご自身と赤ちゃんをねぎらってあげてください。よろしくお願いいたします。

あやっちさん、死ぬことが怖いと感じられるのですね。
私は命を育むようになり、ご自身の命もとても大切なものだと実感いたしました。そのため死への恐怖と不安は、命への責任と覚悟なのかなと私は思っております。
赤ちゃんと一緒に生きていきたいお気持ちなのだと想像いたします。その想いが叶うように、健診と妊婦生活を健やかにお過ごしくださいね。ご相談ありがとうございました。