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スプーン練習について

とっとのすけ
1歳10ヶ月の娘の食べ方についてです。
最近手掴み食べブームがきて、スプーンをあまり使わなくなりました。

 もともと成長がゆっくりで、食べさせて欲しいというタイプの子でした。
 1歳すぎても手掴み食べをしないので、1歳半頃からスプーン練習開始。
すると手掴みも少しずつするようになりました。
スプーンはのせてあげると口まで上手に運べます。
今は、スプーンですくうのが難しくて手掴みをしているのかなという印象です。

ここでご相談ですが、
・今は手掴み食べを存分にさせてあげるのがいいでしょうか。
・スプーンの持ち方はその時々で上から持ったり下から持ったり、三点持ちのような(4本で支えていますが…)持ち方をしたりするのですが、3点持ちのやり方を教えてならさせて行くべきなのでしょうか。
・右と左の両手を使っていますが、左手をよく使っていたら利き手が左手になるのでしょうか。
・すくう練習におすすめの食材などはありますか。


よろしくお願い致します。

2023/3/16 21:20

高塚あきこ

助産師
とっとのすけさん、おはようございます。
ご相談ありがとうございます。
スプーンの練習についてですね。

手づかみ食べはとても大切なことで、お子さんの発達にも良いとされていますよ。手の感触や口へ運ぶ感覚、一口大を知る感覚など養っていきます。ですので、手づかみ食べを好むのでしたら、今は手づかみ食べを優先してあげてもいいように思いますよ。
スプーンの持ち方ですが、最初は指の力や握力が弱いので、どうしても握る方が力が入りやすいこともあります。まずはお子さんが持ちやすく、スプーンで食べることに慣れてもらえばいいので、お子さんが握りやすいやり方でいいと思いますよ。次第に指の力がついてきたり、スプーンで食べることに慣れてくれば、3点での持ち方を教えてあげるといいと思います。
利き手については、アメリカの発達心理学者アーノルド・ゲゼルは、「乳幼児期は利き手が一定ではなく、両手が使われたり、利き手が交代したりする過程を経て、4歳頃に固定される」という報告をしています。この研究結果は専門家の間でも広く知られていて、現在では「利き手は4歳頃に決まる」と考えられることが多いようです。お子さんの利き手が決まる仕組みについては、今のところ明確な答えは出ていませんが、家族に左利きの方がいる場合の方が、お子さんが左利きになる確率が高いという報告もありますので、お子さんの利き手には、遺伝的な要素も関係しているのではないかとも考えられています。また、左利きだったり、両利きだったりしたお子さんも、家庭や幼稚園、保育園などの集団生活の中にいる中で、周りの人の真似をして右手を使ううちに、右利きになっていくということもあるようですよ。このことから、遺伝だけではなく育つ環境によっても、利き手が決まってくるのではとも言われています。
スプーンの練習についてですが、最初からお食事でスプーンやフォークを使いますと、こぼすことも多く、また、お腹が空いている時には、なかなか思うようにご自分でお口に運べず、イライラしてしまったり、ご自分で食べることを嫌がるようになるお子さんもいらっしゃいます。ですので、お食事の際に練習なさっていただくことと並行して、スプーンやフォークの練習は遊びの一環としてなさっていただくといいかもしれません。お皿に大きめの豆やビーズ、スーパーボール、小さく切った紙などを入れていただき、スプーンでそれをすくったり、他の器に移し替えるなど、遊んでみるのもいいと思いますよ。遊びながら、お子さんはどうすれば上手にすくえるのか、学んでいくことができます。また、慣れてきたら、お人形やぬいぐるみなどに食べさせる真似をするなど、様々な動きを練習していけるといいかと思います。また、お食事でも、最初はお腹が空いている時ではなく、お食事の合間に練習していただくなど、お子さんがご自分で食べることを嫌にならない方法で始めていただくといいかもしれません。
個人差はありますが、徐々にご自分で上手に食べられるようになりますので、お子さんのペースで、焦らずに見守ってあげてくださいね。

2023/3/20 6:13

とっとのすけ

1歳10カ月
手掴み食べはそのまま続けたほうがいいのですね。

スプーンの持ち方も焦らずに見守方と思います。

利き手は4歳くらいで決まるのですね! 

遊びでスプーン練習をさせてみたのですが、すぐに手づかみで移して、全くスプーンを使いませんでした。
ぬいぐるみにスプーンを近づけて食べさせるようなごっこ遊びはしているので、物を載せて食べさせられるように少しずつ取り入れていこうと思います。

ありがとうございました。 

2023/3/20 10:12

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