母乳の勢いの抑え方

みっくんママさん、こんばんは。
ご質問ありがとうございます。
お子さんが授乳時にむせてしまうことがあるのですね。

基本的におっぱいは吸ってもらったら反射でわいてくるものなので、分泌過多でなくても、お子さんが飲んでいる間に勢いよく出てしまうことがあるのだと思います。また、おっぱいは、一度分泌され始めても、お子さんが飲んでいる間に出たり出なかったりを繰り返すので、再び分泌が湧いてくるタイミングでむせてしまうこともあるのかもしれませんね。おっぱいが順調に分泌される一方で、お子さんはまだ嚥下機能が未熟なので、どうしてもおっぱいが一時的にたくさんお口の中に入ってしまったり、飲み込むのが追いつかない場合にむせることはよくありますよ。なかなかおっぱいの勢いを止めることは難しいのですが、むせてしまう場合には、やってくださっているように、圧抜き程度で構いませんので、少し搾っていただくといいと思いますよ。また、むせてしまっても、何度かくわえ直して飲ませてあげてくださいね。こまめに休憩を挟むのもいいかと思いますよ。お子さんの成長とともに嚥下機能が発達してくると、次第に気にならなくなってくると思いますよ。
また、授乳中に唸ることについては、授乳なさることで、腸が動いたり、お腹の中でガスが動いていたり、ウンチが出そうになる時に唸るお子さんもいらっしゃいます。また、授乳なさると空気を一緒に飲んでしまうので、ゲップが出したくて唸るお子さんもいらっしゃいます。腸の動きは止められないので、ご様子を見ていただければと思いますが、唸ることが気になる場合には、こまめにゲップをさせていただくと気にならなくなることもあるかと思いますので、よろしければお試しくださいね。

みっくんママさん、お返事ありがとうございます。
圧抜きの目安は難しいのですが、あまり長く搾り過ぎてしまいますと、またそれが刺激になって、おっぱいが湧いてきてしまいます。ですので、例えばパンパンに張っている場合、その張りが少し落ち着いたと思われるタイミングでやめていただいていいですよ。もし、なかなか難しければ、おっしゃるように、例えば5分などと時間で終わりにしていただいても、搾り始めよりは、分泌は落ち着いてくると思いますよ。お試しくださいね。
また、基本的に、おっぱいやミルクを飲んでいる時期にはゲップはさせてあげてくださいね。そのまま寝てしまうこともあるかと思うのですが、その場合には、唸るようなタイミングでゲップを促してあげてもいいですよ。