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1歳6ヶ月になる息子の食事について

あき
小林先生こんばんは。いつもお世話になっております。
今月22日で1歳6ヶ月になる息子の食事について困っております。
息子は少し大きめだったり、固さがある食べ物が口に入ってくるのを嫌がり、口に入った瞬間全て吐き出してしまいます。

ネットやベビカレ等の離乳食レシピをみると、やはり食材の大きさがそれなりに大きめのカットになっていて、私も参考にして何とか工夫して参りました。
ですが、煮れば柔らかくなる野菜、元々柔らかいものは少し大きめ(それでも5ミリ角程度) でも食べられるのですが、噛まないと食べられない大きさ、固さの物(繊維質なキャベツ等の野菜、お肉、魚等)は微塵切りにして分からないようにしなければ絶対に食べません…。
ハンバーグや卵焼き、つくね等も形を崩してあげないと食べません。炒め物や煮物等はとろみがないと食べられません。

折角頭を悩ませて作っても吐き出されて凄く悲しいのと、食べ物を粗末に吐き出し嫌がる姿を見るのが凄くストレスです…。イライラを募らせ、つい息子をしかってしまいます。

どうすれば自分の歯で噛んで食べてくれるようになるでしょうか?

ご回答宜しくお願いします。

2020/9/12 22:07

小林亜希

管理栄養士
あきさん、こんばんは。

ご相談ありがとうございます。
もうすぐ1歳6ヶ月のお子さんの食事についてお悩みなのですね。
せっかく作った食事を吐き出されてしまうと悲しいお気持ちよく理解できます。
そんな中、お子さんが食べられるものをと工夫されて頑張っていらっしゃると感じますよ。

お子さんは好き嫌いで、食べ物を吐いてしまうわけではなく、大きさ、固さのあるものが苦手な様子だと思います。
月齢の目安の大きさや固さが食べられなくても、お子さんのペースで食べられるものが増えていけば、よいですよ。
今は煮れば柔らかくなる野菜、もともと柔らかいものは5mmくらいのものが食べられるようになっているとのことですので、この食べられるものはだんだんと大きさを大きくしていきましょう。バナナくらいの固さのものを食べる練習ができるとよいかと思いますよ。
3歳くらいまでは、大人より噛む力は弱いお子さんが多いので、キャベツなどの繊維の多い野菜や肉、魚は苦手なお子さんも多いですよ。みじん切りにしてあげると食べられるとのことですので、嫌いではなく、噛めないから食べられないのだと思いますよ。
お子さんの食べられる形状で進めてあげ、食事の最初は少し頑張ったら噛めるものも出してあげ、食べる練習を進めていけるとよいと思います。

偏食外来のパンフレットを添付します。
「どうしてたべてくれないの?」http://www.kanagawa-syounihokenkyoukai.jp/images_mt/henshokupump0read.pdf

「いつから、なにをどのようにたべる?」
http://www.kanagawa-syounihokenkyoukai.jp/images_mt/3mini.pdf

以下、抜粋します。
一度口にいれても、「大きすぎた」「思ったものと違った」など、口から出したくなってしまうこともあります。
吐き出してもよいボールやお皿なら、吐き出してもよいことを伝えてください。
食べることを強制しないで、お子さんが、「食べる、食べない」、「どうやって」を決めるように、お子さん主導の食事の時間を進めてみてくださいね。

まずは、手づかみ食べを進めていただくのがよいかな?と思います。
おにぎりや野菜の角切りをつまんでもらってもよいですし、前歯でかじり取ることによってカミカミのスイッチがはいりやすいと考えられています。バナナを1/4の細長い状態にしてもらい、かじりとりながら食べてもらうようにしたり、細長いおにぎり、柔らかく煮たスティック状の野菜など、お子さんが一口量にかみとることを覚えてもらうことで、口に入る大きさはお子さんが調整して食べることができるようになるのかな?と思いますよ。
よろしければお試しくださいね。
よろしくお願いします。

2020/9/13 19:54

あき

1歳5カ月
小林先生、こんばんは、
お忙しい中ご回答ありがとうございます。

先生の優しい言葉に涙が出ました。本当に悩んでいて、息子の食事を作るのが凄く重みに感じて苦しかったのでとても救われました。
月齢に縛られず、息子のペースで少しずつ頑張っていきたいと思います!

先生のお言葉と、パンフレット、とても勉強になりました!
食べられる野菜の大きさを大きくすることや、息子の苦手な野菜スティックも避けがちでしたが、もう一度試して見ようと思います!

手掴みたべは何度か挑戦したこともあるのですが、手にしたおかずを投げ飛ばし、握りしめたおにぎりは口に運ぶのではなく、テーブルに塗り込み、最終的に手当たり次第に馴染ませます…苦笑

手掴みで好きに食べさせると一食丸々食べられない大惨事になってしまい、それも毎度こうなのですが、続けていくと変化してきますでしょうか?

2020/9/13 21:17

小林亜希

管理栄養士
あきさん、こんばんは。

お返事ありがとうございます。
救われたとのお言葉とてもうれしいです。
頑張りすぎないというのも大切なことだと思います。
お子さんにとっても、あきさんにとっても食事時間を楽しく過ごしていただきたいです。

手づかみ食べも挑戦していただいていたのですね。
同じものをご家族の分も用意していただいて、目の前でおいしそうに、食べる姿をたくさん見せてあげるのもよいかと思います。
食べ方のお手本を見せてあげながら、大人と同じものが食べられる喜びを感じさせてあげてください。たまに、お子さんに食べてみる?と渡してあげるのも、食べる意欲につながるかと思います。

1食すべてを手づかみ食べにしなくても大丈夫です。
ある程度時間を決めていただいて、お子さんが自分で頑張ってみる時間→お手伝いしながら、食べる時間という形で進めてみてください。
お子さんが食べ物を口に運べたとき、あぐっとできたときなど、できたことに目を向けていただき、大袈裟なくらい褒めてあげてください。ママが喜んでくれる。褒めてくれる→また食べてみようかな?と食べる意欲にもつながりますよ。
力加減が難しいので、握りつぶしてしまうこともありますよね。それも学びになります。どんな力で掴むとよいかを学習しています。
とはいえ、準備もお片付けも大変ですので、あきさんの心と体の余裕のあるときに進めてみてくださいね。
よろしくお願いします。



2020/9/13 21:32

あき

1歳5カ月
小林先生、ご回答ありがとうございます。

自我が芽生えてきた息子との食事の時間はとても楽しいとは言えない時間でした。まずは息子も私も楽しく食事が出来るといいなと思います。

小林先生にご教示頂いた通り、ざっくり時間を決めて手掴み食べをさせてみる事、家族と食事のタイミングを合わせて食事をするところを見せてみる事等試してみたいと思います!
誉める事も今までよりも大袈裟に誉めてみようとおもいます!
出来ることから始めてみます。
本当にありがとうございました!

2020/9/13 22:38

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