閲覧数:1,002

母乳が減った

つん
こんにちは。
生後2ヶ月の息子を育てています。
出産後入院している間は完母で、母乳の出もよく、助産師さんからもこれからも完母で良さそうですね、と言われて退院したのですが、
里帰りで実家に帰り息子を育てていたのすが、日中に私の父がいる為、胸を見られるのが嫌で、ミルクを飲ませたり別の部屋で母乳をあげたり搾乳したりしてそれがストレスとなったのか、母乳も減り、右は搾乳しても10mlほどしかでなくなりました。左は張っている時に搾乳すると100から110ほどは出ます。
実家から我が家へ帰り、母乳をメインに混合であげているのですが、 3、4時間ごとの授乳で母乳はあまり出ていないように感じられます。母乳10分+ミルク80から120の時もあります。
体重の増加は一日あたり50以上で保健師さんからはミルクの量が多いと言われてしまいました。
母乳の量はどうすれば増えますか?
片方だけなかなか出ないという方は稀にいらっしゃいますか?
右の母乳を飲ませようとすると1、2分 すると嫌がったり、初めから吸わなかったりします。根気よくあげればよくなるでしょうか?
長々とすみません。

2023/2/1 17:58

古谷真紀

助産師
つんさん こんにちは。

出産後、順調に母乳がでていたものの、里帰り中に直接吸わせる機会が減ってしまったこと、自宅へ戻られてから母乳があまり出ていないような気がしていて、悩んでいらっしゃるのですね。

母乳分泌については、左右の乳房がそれぞれ独立して母乳を作っているため、左右差があることは自然なことです。
左側の分泌が良いために、右側も同じように飲ませたい、母乳が出てほしいと思っているところかと思いますが、お子さんも空腹であればすぐに飲める方を好んだり、抱っこの体勢が落ち着く側を好んだりすることも自然なことです。

根気よく右側での授乳を試していってください。
右側の母乳分泌を促すためには、
①授乳のタイミングで先に左側を飲ませて、ある程度落ち着いたところで、右側も吸わせる。

もしくは、
②授乳のタイミングが近づいてきたら、右側を少し搾乳して母乳をにじませた状態でくわえさせる。

あとは、
③授乳以外のタイミングで、スキンシップとしておっぱいをくわえそうなことがあれば、わざと右側を吸わせてみる。

もし、保健師からミルクの減らし方をアドバイスされていない場合であれば、まず1日(24時間)に足しているミルクの合計量から50ml減らしてみてください。
1回あたりのミルクの量を調節して、その分おっぱいを与える回数を増やしましょう。
1~2週間続けて、体重が増えていればOKです。
母乳が飲めるようになっていれば、さらに同じ方法でミルクを50ml減らしましょう。体重が増えていない、あるいはお子さんの哺乳意欲が増すという場合はミルクは減らさないほうがよいです。
(体重測定は、できるだけ小児科や保健センターなど専門職がいる場所で測定して評価してもらいましょう。)
<具体例>
混合授乳でミルクを80ml×5回足していて、ミルクの合計量が400ml/日の場合、1回あたり10ml減らして70ml×5回足して、ミルクの合計量を350ml/日にします。
もしくは、5回中3回は80mlのまま、残り2回は50~60mlを足し、ミルクの合計量を約350ml/日にします。


保健師からアドバイスされたことがあれば、それを優先していただいて、もしアドバイスされたことを実行してもなかなか上手くいかない時は、もう一度保健師へ相談することをおすすめします。

また、出産した日から遠ざかるほどに、母乳の分泌量を増やすことが自然と難しくなりますので、期待通りに増えないこともあります。
いずれにしろ、お子さんがしっかり母乳やミルクを飲んで順調に育っていれば良しですし、母親の乳房トラブルが起きずに授乳期を過ごせることを優先されたほうが良いです。

お子さんの授乳状況や乳房の状態は日々刻々と変わるため、web相談で直接直接診ない状態でのアドバイスでは効果が得られない可能性がありますことをご了承ください。
もし授乳について困りごとが続くようでしたら、相談した保健師、あるいは出産した病院、授乳について相談できる外来、小児科などへ相談してくださいね。

2023/2/2 15:54

つん

0歳2カ月
たくさんのアドバイスありがとうございます。
母乳量が減ってしまった、右側を根気よく今までよりも回数増やしてあげてみたいと思います。
ミルクの量の調整もまずは、一日合計50mlほど減らしてみて、様子を見てみます。
アドバイスを受けて、1週間ほど経ってぐらいに体重を測りに行きたいと思います。
ありがとうございました。スッキリしました! 

2023/2/2 18:07

相談はこちら

相談受付中の専門家

0歳2カ月の注目相談

0歳3カ月の注目相談

おっぱい・ミルクの注目相談

相談はこちら

相談受付中の専門家