ご飯の準備中に泣き叫びます

ゆうゆさん、はじめまして。
助産師の宮本です。ご相談ありがとうございます。

拝読しました。大変ですね。
読んでいて、ゆうゆさんのおっしゃている状況が目に浮かびました。
状況お察しします。1年間毎日毎食だと、つきあうゆうゆさんはさぞかしストレスをお感じになっているかと思います。

きっとお子さんは食に対する欲求が強いのでしょうね。
まだ2歳だと、食べることが大好きな気持ちを、待たねばならないという理性で抑えるのは難しいです。
この食事の件だけお聞きすると、お子さんが発達的におかしいとは思いませんが、なんとかゆうゆさんが穏やかになれる対応策がないかと願います。

いままでゆうゆさんがしてきた対策をあげてみましょうね。

〇準備前には準備することを声かけしている
〇食事時間は一定
〇事前の食事の下準備をしている
〇お子さんのお手伝い参加
〇テレビやおもちゃなど他の興味の提供
〇栄養士さんへ相談、食事量は十分
〇時計、時間の感覚の提示
〇支援センターへの相談

ゆうゆさん、よく頑張ってこられましたね。
こんなに頑張っていらっしゃるのにその場に居合わせただけの旦那さんに言われたこと、お辛かったと思います。

対応策としてできることはもう十分してこられました。
1年間毎日毎食がんばってこられました。

しんどい、お辛い状況から少しのがれてみませんか。
一時保育やファミリーサポートなど、第3者の手を借りてみる策はいかがしょうか。
市区町村が行っているもので、比較的安価な価格で利用できるものもあります。
お昼ごはんだけでも、おやつだけでも、まかせてみませんか。
食事をもたせて、数時間の保育をお願いする形です。
また、ファミリーサポートなどは、食事準備の時など、30分でも1時間でもご自宅に来てお子さんをみていてもらう、一緒に遊んでもらう、などの理由で利用することも可能です。
1食の育児を離れるだけでも、ゆうゆさんのストレス状況は軽減されるかもしれません。

人にお願いすることは悪いことではありません。
今のお子さんの欲求が異常なわけでもありません。
いまのこの大変な時期がずっと続くわけではありません。

しんどい辛い、手が出そうとお悩みのいま、こういう方法もありますよ。

また、補足として、お子さんによってはおんぶで食事準備をすると安心して状況が落ち着くこともあります。
ゆうゆさんのお子さんは2歳10ヶ月ですものね。体格もしっかりしてきて、泣いたり叫んだりするところを毎日3食とおやつの準備をすることは、ゆうゆさんの疲労に対してはあまり現実的なご提案ではないかと思いますがご参考までにお伝えしますね。

1日でも早い状況解決を願っております。
ご参考になればと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

ゆうゆさん、お返事ありがとうございます。

一時保育をご利用なさったことがあるのですね。
一時保育の規定にもよりますが、保育所の就労認定などとは違いますから、だいたいの一時保育では理由を問わずに利用することが可能です。私用というもののなかに、おかあさんのリフレッシュは十分含まれます。
自分が休むことに罪悪感を感じることはないですよ。おかあさんが休むことで、心身穏やかに過ごす時間を持つことで、お子さんにまたむきあえるのですから、お子さんのためと思って休みましょうね。

また、おっしゃるように食事量を増やしてみるのもよいかと思います。
幼児食の目安はあくまでも目安です。
食べる子、食べない子の差は大きいです。おかわりももちろん続けていただき、いま最初に用意なさっている一定の量を増やしてみてもいいですね。
食事の時間もよいと思います。ゆうゆさん、頑張っていらっしゃいますよ。

あとは、１０時のおやつをお休み中とのことですが、時期をみて再開し、１日２回のおやつで腹持ちのよいおなかにたまるようなものをあげるのもよいかもしれませんね。

子どものおやつはもちろん楽しみの意味でもありますが、１日３食では摂りきれない栄養を摂取する機会でもあります。
お菓子もよいのですが、焼き芋（オーブンでまとめて焼いておく）、おにぎり（あらかじめ作って冷凍しておき温めるだけ）などはおなかも満たされるおやつになるかと思います。

ごはんごはんと欲求の強い１、２歳のお子さんにお目にかかることもあり、ゆうゆさんのようなお悩みを抱えていらっしゃるおかあさんにもお会いしてきました。かくいう我が家もこのような時期がありました。
お子さんの個性にもよりますが、ずっと続くというよりは、比較的3､４歳になってくると落ち着いてくるお子さんが多いようにお見受けいたします。

今困っていらっしゃるこの状況が、なんとかゆうゆさんのストレスが軽減されますように。
ご参考になれば幸いです。
よろしくお願いいたします。