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お口ぽかんと指しゃぶりについて

かなえ
来週で11か月になる第一子の娘がいます。
最近常に娘の口が開いていることに気づき、気になり始めました。支援センターなどに行くと、娘より少し上の月齢の子や近い子たちできちんと口を閉じている子もいてどうしようと焦り始めました…
調べると、口呼吸のリスクがたくさんあって顔もかわってしまうと見てこわくなりました。寝ている時も、半開きのことがありますが鼻は詰まっていないと思います。常に開いているせいでヨダレもすごいので1日に何度もスタイを替えます。あたりまえですがまだ閉じるよと言っても通じず、 どうしたら治すことができるのか頭を抱えています。
同時に6ヶ月頃から指しゃぶりをしています。決まって右の親指です。暇な時と寝る前は必須です。10ヶ月健診で、1、2歳になるととるのが大変だから早い方がいいと言われました。しかしタオルなどで代用できそうにないくらい好んでやっています。昼間は吸っていると手遊びやおもちゃなどで紛れさせることはできますが、寝る前は無理にとるのもかわいそうで、こちらもどうやってやめさせていけばよいのかとても悩んでいます。
アドバイスいただけたら幸いです。よろしくお願い致します。

2023/1/20 13:33

宮本まり(神奈川県助産師会所属)

助産師
かなえさん、こんにちは。
助産師の宮本です。
お返事、お待たせしました。

11ヶ月になる娘さんのご相談ですね。
お口がぽかんとあいていることが多く、改善できたらという思いがおありなのですね。
そして指しゃぶりについても、やめさせ方についてお悩みでいらっしゃるのですね。

かなえさんのおっしゃるように、子育て中において、お口ぽかんや口呼吸のリスクなどを耳にすることはありますね。調べると様々なリスクが出てきて、心配になってしまうお気持ち、お察しします。

はじめに申し上げますと、お口がぽかんとあいている状態で専門医の診察を受けると、口唇閉鎖不全症という診断となる場合があります。
助産師として疾患に対しての詳しい説明はできかねますので、ご心配でしたら小児科や歯科でのご相談を検討なさってみてくださいね。

お口をぽかんとあけていることが多い場合、お口を閉じる筋力をつけると改善することがあります。
もう少し月齢のたったお子さんですと、お口の体操などもできますが、かなえさんのお子さんはまだ11ヶ月ですね。
いまできることとしては、離乳食の際に、よくかんで食べようねとお子さんに声かけをしたり、実際にかなえさんがかんで食べる様子をお子さんに見せたりすることはよいと思います。
まだ11ヶ月ですからしっかりかむことは難しいですが、食べ物をまるのみするのではなく、よくかんで食べることで自然とお口のまわりの筋肉や舌を使うようになり、お口を閉じる働きにつながりますよ。まだまだお口の運動を練習している途中ですから、これから上手に使えるようになってくるかと思います。

そのほか、11ヶ月のお子さんでもできそうなこととしては、ストローではなくコップを使用するのもよいかと思います。
ストローで吸い込むと、舌の動きはほとんど必要ありませんが、コップだと舌を前後に動かして、お口の働きを意識する練習にもなります。
お子さんにお口閉じるよと言っても通じずお悩みとのことですから、このようなできることからはじめてみるのはよいかもしれませんね。

また、指しゃぶりについてはいろいろな考え方があります。
10ヶ月健診で早くやめたほうがいいとのお話を聞いたのですね。
おっしゃるように、遅くなればやめるのが大変になるという考えかたもありますが、私は、11ヶ月ではまだ気にせず見守ってあげてよいのかなと思いました。
指しゃぶりを推奨するわけではありませんが、お子さんの安心材料や心のよりどころとなっている部分もあるかと思います。
いまなさっているように、違う遊びに誘ってみたりすることは効果的ですから、かなえさんができそうな時は続けてみられたらよいかと思います。
夜間の指しゃぶりをやめさせるとなると、ご存じのようにタオルやぬいぐるみなどで代用していくことを根気強くしていく方法となりますが、なかなか難しいのですね。
的確なお答えとならず申し分けありませんが、2歳くらいになると、まわりを見て自然とやめたり、興味が広がって指しゃぶり以外にしたいことがでてきて自然とやめるお子さんが多くいらっしゃします。かなえさんのお子さんなりに、興味の幅も広がってくると思いますし、お口の使い方も少しずつ上手になってくると思いますよ。

少しでも参考になればと思います。
よろしくお願いいたします。

2023/1/23 13:24

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