満腹の判断基準について

ちーかまさん、おはようございます。
助産師の宮本です。ご相談ありがとうございます。

1歳半の息子さん、食べることが大好きなのですね。
おいしそうに食べてくれると、お母さんとしては嬉しいかぎりですね。
食欲旺盛なのは、食事が楽しくできているということですから、とてもよいことです。

その反面、よく食べるお子さんのお母さんからは、この子はいつまで食べるのだろう、おなかいっぱいな様子を見たことがない、との声をよくお聞きします。
お子さんの今の急激な体重増加が、肥満につながるのではないかとのご心配もおありなのですね。

お子さんの身長体重を、乳幼児身体発育曲線に照らし合わせてみましょう。
母子手帳の後ろの方にグラフがありますので、ご覧になってみてくださいね。

また、野菜や穀類、タンパク質などのバランスはいかがでしょうか。
偏ったものだけ食べたがるのでなければ、ある程度は欲求に応えてあげてもよいかと思います。

1歳半ではまだ満腹中枢の働きは未発達なこともあります。
そのため、満腹になったという判断は、お子さん本人も、お母さんもすることは難しいかもしれません。
2歳くらいになると、ごちそうさまができるようになるお子さんもいらっしゃいます。

一定量を食べたらこちらから、
おなかいっぱいになったね
ごちそうさまだね
と、満腹感を意識させるような声かけをしてあげましょう。

きっとそれでも食後にギャン泣きするのですね。それでも伝えて、いったんはごちそうさまをしてみてくださいね。

ごはんとおかずが一緒になったような丼ものをあげるよりは、
全体的に主食、副菜などのお皿の量をそれぞれ増やしてあげると満足感があがります。

その後に、これでさいごにしようね、と、
少し固さがあったり、かじりとれたりできるものをあげる。
また、終わりの合図とお子さんがわかりやすいように、少量フルーツをあげてみるのもよいかもしれません。

よかったら参考になさってくださいね。
よろしくお願いいたします。