こどもの癇癪について

デイジーさん、はじめまして。
返信が遅くなり、お待たせしてしまいました。
2歳の息子さんの癇癪にお困りなのですね。
デイジーさんは怒らない、注意して止める姿勢でお子さまに接していらっしゃるのですね。お子さまの怒りやイライラした時の反応がご自身と異なることが戸惑いの理由でもあるかもしれませんね。
息子さんはまだ自分のやりたいことがあるけれど、思うように手や体を動かしたり、自分の気持ちを伝えることも切り替えることもできません。やりたいことがうまくいかない、嫌などの気持ちを表現できずに、物を投げたり大きく泣くなどの行動になってしまうのですね。まずは、息子さんの気持ちを受け止めて、その感情を出すことも理解を示してあげましょう。対応のポイントをあげてみますね。
①行動を起こす前に止める
ものを投げるのことは危険です。どこまでは自分の感情を出していいのか、どこからは危険なことにつながるのか、どこがダメなのか伝えます。
②子どもの気持ちを代弁する
こうしたかったんだね、嫌だったんだね、こんな気持ちだねなど、お子さまの気持ちを、ママが代弁してあげましょう。そうすると、ママがわかってくれた、受け止めてくれたという安心感につながりますね。
③叱るときには目を合わせて短くわかりやすい言葉を使う
「○○はダメ」など禁止言葉では、お子さまはどうすればいいのかがわかりません。「△△にしよう、こうやってほしい」など具体的に行動につながる言い方を心がけます。
④見守る、ハグする
落ち着くまで手を握る、ハグするなども気持ちが落ち着きます。叱られても注意されても、お子さまを嫌いになるわけではないと、具体的に行動で示します。しばらくはジタバタと暴れているかもしれませんが、徐々に落ち着くことが多いです。
子どもは叱られると、ママに嫌われたのではないかと心配になってしまうこともあります。やったことはよくなかったかもしれないけど、あなたがのことが大切という気持ちが変わらないことは伝えてあげましょう。お子さまの心に安心感を届けます。

デイジーさん、おはようございます。ご質問ありがとうございます。
①については、ものを投げさせないようにしたいです。投げてはダメではなく、つかんだ後なら「ここに置いてね」、つかもうと手を伸ばす、開くなどの途中でしてたら「その手を強くグーってやってみよう」、「ママの手を握ってみて」など違う行動を伝えるのもいいですね。
③は危ないが分かりにくいんですね。投げてぶつかったら痛いね、壊れて使えなくなるねなどを伝えます。例えばおもちゃを投げようとしたら、「投げるものではない当たったら痛いね、ママが一緒に遊ぶために買ったよ。壊れちゃうとママは悲しいな」などですね。投げたものもぶつかったものもどちらもダメージを受ける可能性があるのも、少しずつ理解できます。形が変わる、痛いなどもわかります。危ない、の具体的な中身を伝えるつもりでお子さまに話すといいと思います。同時にものを大切に扱うこと、本来の使い方を伝えることになりますよ。いかがでしょうか。