早朝に泣くこと、家に居るとテレビを要求すること

はあぼーんさん、こんばんは。
ご相談ありがとうございます。
順番にお答えしますね。

まず早く起きてしまうことについてですが、体調不良があり、一時的にお子さんの生活リズムが不規則になっているのかもしれませんね。お子さんの場合には、一度体調を崩されると、回復するまでに3〜4週間ほど要することがありますので、元のリズムに戻るまでしばらく時間がかかることがあります。体調不良がある際は、まずは体調の回復が第一優先になりますので、お子さんの欲求に合わせていただいても構いませんよ。体調が回復すれば、次第に元のリズムにも戻ってくるのではないかと思いますよ。少し体調が回復してきましたら、体力が有り余ってしまい、早く起きてしまうこともよくありますので、少し身体を使った遊びをなさったり、外遊びなどを取り入れていただくといいかもしれませんね。また、お昼寝の時間が長いと、早く起きてしまったりするケースもありますので、日中のお昼寝の時間を少し短くしたり、15時以降には寝かせないなどお試しいただくのもいいと思いますよ。
また、テレビの視聴についてですが、テレビは光の刺激が強いですし、情報量が多く、一方的なコミュニケーションになりますので、視力や言葉の発達に影響があると考えられます。テレビが長時間ついている環境ですと、それが習慣化されてしまうということもあります。日本小児科学会では、お子さんの視力や脳へ与える影響を懸念して、2歳未満のお子さんのメディアへの接触は多くても1日2時間程度を目安にすることを提言しています。生活の中で切り離せないこともあるかと思いますが、お子さんはどうしても刺激の強いテレビなどに注目したり、近づいてしまいがちなので、パパさんとママさんの間でルールを作り、テレビをつける時間を決める、必要な番組だけ観る、必要な時だけつけるなど、工夫なさるといいかもしれませんね。また、日本小児科学会の調査では、1日4時間以上テレビなどのメディアへの接触をしているお子さんは、4時間未満のお子さんに比べて喋ることの遅れが1.3倍になるという発達の遅れが結果として指摘されています。ご家庭によって、さまざまなお考えがあると思いますが、視力はもちろん、発達への影響があるとされていますので、お子さんがあまり長時間のテレビの視聴にならないように心がけられると良いかもしれませんね。お子さんは賢いので、泣いたり、癇癪を起こせば、ママさんはテレビを観せてくれるということを学んでいきます。ママさんの中でも強い意志を持って、必要な番組以外は観せないと決めていただく方がいいかもしれませんね。

はあぼーんさん、お返事ありがとうございます。
そうですね。お子さんの睡眠のリズムや睡眠の状態は、月齢とともに変化してくることも多いので、体調が完全に回復して、再びよく寝られるようになってくれば、それだけでも起床時の機嫌は変化してくると思いますので、少し見守ってあげてくださいね。