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離乳食中期の授乳について

くまのこ
生後8ヶ月になったばかりの子どもがいて、離乳食2回にも慣れてきました。現在、主食50〜60g+野菜20g+タンパク質10g+スープ30mlを1回量の目安として与えています。日によってまちまちですが、30〜50分かけてほぼ完食する日が多いです。離乳食後の授乳は5分飲めばいい方で、トータルの回数はさほど変わりませんが、以前よりも飲む量が減ったような気がします。

飲む量が減ったのか胸が張ってしまう時があります。こうした時は痛みがなければ搾乳しない方がいいですか?搾乳すると母乳不足と認識されて増えてしまうのではと思ってしまいます。1歳を目安に少しずつ卒乳したいので、いまさら増えても困るなと感じます。
  

また中期でも授乳が栄養摂取のメインだとしたら、離乳食が多いのでしょうか?もう少し母乳が飲めるように離乳食を減らすべきなのか知りたいです。

  よろしくお願いします。

2023/1/6 21:24

古谷真紀

助産師
くまのこさん こんにちは。

離乳食を進めていく中で、母乳での授乳についてどうしたらいいか悩んでいらっしゃるのですね。

固形食での栄養摂取をすすめていく段階ですので、母乳を飲ませるために、離乳食を減らす必要はありません。

現在の母乳での授乳のトータル回数が不明ですが、もし離乳食後の授乳を含めて、1日あたり5~6回以上母乳を飲んでいたり、夜間も授乳しているのであれば、離乳食の回数を2回から3回に増やしてよいでしょう。
3回に増やすことで、1回あたりの食べる量は減るかもしれませんが、食事と食事の時間があくことで空腹を感じ、いずれ現在食べている1回分の量を食べられるようになると思います。

乳房の張りについては、張っていて痛みや辛さを伴う場合は圧抜き程度に搾乳してかまいません。
張りを感じるのみで、特に日常生活に支障がないならば、搾乳は不要です。
搾乳する場合は、「スッキリするぐらいまで」よりももう少し手前の段階「少し乳房の張りが取れた/圧が抜けた程度」でやめて、母乳が乳房内に残る程度を維持しましょう。

乳房内に母乳が残っていると、母乳中の母乳を作る量を調節するたんぱく質が増える仕組みになっているため、そのたんぱく質の働きかけによって母乳の作られる量は徐々に減っていきます。
この仕組みを活用するのが、卒乳/断乳の方法です。

離乳食でお腹を満たし、エネルギーや栄養を摂取できるようになれば、母乳を欲したとしても必ずしも空腹とは限らず、安心を求めて飲んでいるということもあります。いつでも母乳を飲める状態が続くと、空腹を感じづらく、食欲がわかないタイプのお子さんもいますので、1日の食事量が減らない程度に、そして1回あたりの食事時間がこれ以上長くならないように注意しつつ、母乳を与える回数や頻度を少しずつ減らして卒乳を目指してもらえればと思います。

2023/1/8 14:39

くまのこ

0歳8カ月
分かりやすいお返事ありがとうございます。今後の離乳食そして卒乳についてのイメージがしやすくなりました。

 現在、夜間授乳も含めると8〜10回 飲んでいるので、3回食への移行も視野に入れていきます。

3回食にする場合は1回量は今の半分くらいが目安ですか?また何時間空ければ大丈夫ですか?今は2回食なので4時間以上空けるということを守っています。

 
 

2023/1/8 15:47

古谷真紀

助産師
くまのこさん お返事ありがとうございます。

食事回数を増やす場合に、1回量の決まりは特にありません。お子さんが食べられる量を与えてください。

食事と食事の間は、3時間ほどあけば空腹を感じ始めるかと思います。
ご家庭での食事時間や親の準備がしやすい時間帯に設定していただいて、食事と食事の時間があく場合は、間食(おやつ)を取り入れてもらえればと思います。
子どもの場合、3回の食事だけでは不足するエネルギーや栄養を補うために間食が必要です。授乳を続けている場合、間食のタイミングで授乳されている方も多いですが、卒乳を目指すならば、間食も授乳以外に置き換えていく流れが一般的です。

基本的に、離乳食をすすめる期間は、食事と間食で必要なエネルギーと栄養を取り、授乳の回数や量を減らしていく移行期間ですので、お子さんの様子に合わせて調節していってくださいね。

2023/1/8 16:44

くまのこ

0歳8カ月
ご丁寧にありがとうございます。
自然な卒乳を 目指して離乳食と間食を上手に進めていけるように頑張ります。

2023/1/8 23:10

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