イヤイヤ

ぴっぴさん、はじめまして。
眠れましたか？長い長い切ない夜だったかもしれませんね。
たたいてしまった手も、ぴっぴさんの心も、とっても痛かったと思います。つらかったですね。お返事が遅くなって申し訳ありません。

お子さまの頭、その後どうでしょうね。こぶができていたりするかしら？急に手を伸ばすとお子さまもびっくりするので、声をかけてから見てあげてくださいね。痛いかなって聞いてあげてくださいね。そして、ごめんなさいを伝えてあげましょうね。
イヤイヤ期のお子さまにイライラすることはあります。私もありました。母親であっても、感情を持った人間です。どんなに大切なお子さまでも、全部を受け入れ対応することができないこと、ありますよ。私も子どもに強く当たったことありました。ぴっぴさんは頑張っているもの。自分のことを後回しにしてお子さま中心の生活でしたね。お子さまがいるからといって、母親になりきらなければ、優しくいつでもおおらかでいなければならないわけではありません。母親だから、一生懸命だから、怒ったりイライラしたりするんです。自然な感情です。優しい、怒らない親になる方法なんて習っていませんね。まして、ご自身のお子さまにあった子育て方法という教科書があるわけではないです。毎日手探りで、その時に良いと思うことを選びながら、お子さまのために育ててきたのですよね。
今回はこれまでに溜まっていたイライラが暴発してしまったのだと思います。またやってしまうかもしれない、不安と恐怖心があるのですね。それが何よりの抑止力になると私は思います。叩いてしまったときの気持ち、言葉にできないくらいの後悔と自分への怒りや悔しさ、十分に味わいました。もうそんな想いはしたくないと、心は決まったのではないですか？
今回のことは、憎くてやったわけではありません。大きく成長してほしい、心も体も社会の中で生きていく力をつけてほしいと願いながらお子さまを育てているのではないですか？それは親としての責任感と、何よりもお子さまへの愛情だと思います。こんなに悔しくて涙が出るくらい、お子さまのことを考えているぴっぴさんが母親失格なわけありません。こんなにお子さま想いの自分自身を悲しいラベルを貼らないでください。自分に余裕がなくなると相手を受け止めることが難しくなります。ぴっぴさん、相談にきてくれるほど、今傷ついています。そんな自分自身のこと、労わってあげてください。こんなに頑張っている自分のことを褒めて、その誉め言葉をしっかりと自分で受け取ってください。