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泣かせる子育て

退会済み
はじめて相談させていただきます。

2ヶ月の赤ちゃんの育児をしているのですが、
実家へ連れ帰り、泣いたのであやしていると
「もっと泣かせないと、肺が強くならない」
と母に言われて困っています。

私としては、足をバタつかせていたらミルク、
こっちを見て泣いていたらだっこ、
じっとして泣いていたら様子を見る、
などいくらか泣きのパターンがわかっておりますが、
やはり泣かれるとかわいそうだと思い
すぐに赤ちゃんの近くへむかってしまいます…。

そのおかげで、指摘された日は
涙を流しているのにあやすことを母に拒まれ、
苦しい思いをしました。

母の言うように、
しばらく泣かせておくべきなのでしょうか。

2023/1/1 21:41

前川未歩(神奈川県助産師会所属)

助産師

ハルカさん、ご相談ありがとうございます。
泣いているお子さまを抱くことができなくて、お辛い思いをされましたね。愛情たっぷりで、お子さまのことを育てていらっしゃることが伝わってきました。

一昔前は、泣くことで肺が強くなると言われたり、抱きぐせがつくと言われた時代もありました。子育ての考え方は時代によっても異なります。おばあちゃまが間違っているのではなく、その時代の子育ての考え方でした。
生まれた瞬間に泣く、これは赤ちゃんの肺呼吸が始まる瞬間でもあり、とても大切なことです。しかしそのあとは、泣くことで、周りの人に感情や欲求を伝えますね。長く泣かせることで肺を鍛える医学的な根拠はありません。

今の時代は、泣いたときにそばにいき、抱いたり声をかけたりすることで赤ちゃんの安心感を育みます。自分が泣いたらママや家族が来てくれる、抱っこして安心させてくれることを全身で五感を使ってわかっていきます。たくさん抱っこしてあげてください!ハルカさんの子育て、とってもすてきですよ!

もしかしたら、おばあちゃまがハルカさんをお育てになったとき、たくさん泣いてくれたおかげで強い子に育ったと感じていらっしゃるのかもしれません。その考えにも感謝しながら、今後の子育てのサポーターとして、改めてハルカさん自身の子育ての考え方を共有なさってはいかがでしょうか?

2023/1/2 7:55

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