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過飲症候群
まき
今1ヶ月の子供がいるんですが、泣く度にミルクを与えた結果、過飲症候群になってしまいました。混合なので出来るだけ母乳をあげて出来るだけミルクを減らしてるんですが、ミルクはどの位にしたらいいですか?減らしたらもっとくれ。と反り返り、泣きじゃくります。今まで母乳とミルク120あげてました。
2022/12/31 13:47
まきさん こんにちは。
お子さんが泣くたびに授乳している状況でどのくらいミルクを与えていいか悩んでいらっしゃるのですね。
現在、どのくらい母乳を飲めているかによって、ミルクで補足する量は異なるため、明確な目安をお示しすることが難しいのですが、まずは以下の空腹のサインと満腹のサインをご確認ください。
<空腹のサイン>
・吸うように口を動かす
・吸うときのような音あるいは舌打ちするような音を立てる
・素早く目を動かす
・「ウー」「クー」「ハー」などささやくような声を出す
・手など口にとどくものを吸う
・モゾモゾ動き出す
<満腹のサイン(授乳に満足しているサイン)>
・1日6回以上飲んでいる
・薄黄色の尿が1日6回以上出ている
・1~3日毎に最低1回以上の排便がある
・元気があり、肌の色や張りが健康的に見える
・授乳と授乳の間はほどほどに満足している様子である
・体重が順調に増えている(←これは結果的に健診などで測定した時に増えていればOKという意味です)
「泣く」のは授乳のタイミングとしては遅いサインですが、十分に飲んでいる場合は必ずしも空腹のサインではありません。
現在、お子さんが少しでもぐずったら飲ませるというパターンに陥っているならば、その都度、本当に空腹なのかを探ったほうがよいかもしれません。
十分に哺乳した後2時間以内に、口をパクパクしていたり、泣いたり、ぐずったとしても、それが必ずしも空腹のサインとは限りません。抱っこしたり、オモチャなどを使ってあやしたり、散歩するなどの授乳以外の方法でのコミュニケーションを増やしていきましょう。
ゲップが上手に出せていないと授乳後1~2時間後に泣くことがあります。親がその状況を空腹と勘違いして、更に飲ませて、結果的に子どもが不快な状態が続くこともよく起こるケースです。
授乳間隔は、必ずしも3時間あけなくてもいいですが、飲ませて1~2時間以内に泣くのであれば、それは空腹ではなく、オムツを交換してほしい/ゲップを出したい/オナラやウンチを出したい/抱っこしてほしい/かまってほしい...など他のサインの可能性があります。
飲む量としては足りていて満腹になっていても、もう少し安心のために吸っていたいという欲求から、吸啜を続ける行為が起きているかもしれません。あるいは、母乳だけで十分に足りている状況にミルクも与えていることで、常にお腹がパンパンに膨らんでいていて不快なために、背中側に身体を反る姿勢になりやすいのかもしれません。
「過飲症候群になってしまいました」とありますが、これは診察を受けてそう指摘されたのであれば、具体的な対応については、指摘した医療機関へ再度ご相談ください。
もし何らかの情報を見聞きされて自己判断されたのであれば、必ず専門家(産婦人科、小児科)へ相談されてから対策をしたほうが安心です。本当に過飲症候群でなければ欲しがるたびに授乳してかまいません。
ただし、混合栄養であれば、欲しがるたびに必ずミルクを与えてしまうと飲みすぎによって、授乳のサイクルが定まらなかったり、泣きぐずる頻度が増える可能性がありますので、与えるのであればミルクよりも消化吸収が早い母乳を優先して与えたほうがよいです。
現在の授乳状況がわからないので、あくまでも参考として頂ければと思いますが、1日あたりに与えているミルクの合計量から1日あたり50ml減らして、1回あたりの量を調節してみてください。減らした分は乳房から飲み取る時間や回数を増やしましょう。
例えば、現在ミルクを120ml×6回足していて、1日あたり合計720mの場合は、1回あたり10~20ml減らして、約670mlにして1週間ほど様子をみます。ミルクの量を減らしても、お子さんが程よく元気に過ごしていて、1週間あたりでちゃんと体重が増えていれば、さらに同じ量を減らしていきます。
ミルクを減らして、お子さんが満足する様子がみられない、体重が増えない場合は、ミルクを補足する量は従来与えていた量へ戻します。
ミルクを減らすには、現在の授乳状況、母乳の分泌量、お子さんの状況、お子さんの体重の変化などの評価が必要です。
まずは、泣きぐずった時にすぐにミルクを与える習慣を見直してみましょう。飲み過ぎる原因については、過飲症候群以外の理由で起こる可能性もありますので、悩みが続くようでしたら、出産された病院あるいは小児科へ、適切な量の調節について相談してくださいね。
お子さんが泣くたびに授乳している状況でどのくらいミルクを与えていいか悩んでいらっしゃるのですね。
現在、どのくらい母乳を飲めているかによって、ミルクで補足する量は異なるため、明確な目安をお示しすることが難しいのですが、まずは以下の空腹のサインと満腹のサインをご確認ください。
<空腹のサイン>
・吸うように口を動かす
・吸うときのような音あるいは舌打ちするような音を立てる
・素早く目を動かす
・「ウー」「クー」「ハー」などささやくような声を出す
・手など口にとどくものを吸う
・モゾモゾ動き出す
<満腹のサイン(授乳に満足しているサイン)>
・1日6回以上飲んでいる
・薄黄色の尿が1日6回以上出ている
・1~3日毎に最低1回以上の排便がある
・元気があり、肌の色や張りが健康的に見える
・授乳と授乳の間はほどほどに満足している様子である
・体重が順調に増えている(←これは結果的に健診などで測定した時に増えていればOKという意味です)
「泣く」のは授乳のタイミングとしては遅いサインですが、十分に飲んでいる場合は必ずしも空腹のサインではありません。
現在、お子さんが少しでもぐずったら飲ませるというパターンに陥っているならば、その都度、本当に空腹なのかを探ったほうがよいかもしれません。
十分に哺乳した後2時間以内に、口をパクパクしていたり、泣いたり、ぐずったとしても、それが必ずしも空腹のサインとは限りません。抱っこしたり、オモチャなどを使ってあやしたり、散歩するなどの授乳以外の方法でのコミュニケーションを増やしていきましょう。
ゲップが上手に出せていないと授乳後1~2時間後に泣くことがあります。親がその状況を空腹と勘違いして、更に飲ませて、結果的に子どもが不快な状態が続くこともよく起こるケースです。
授乳間隔は、必ずしも3時間あけなくてもいいですが、飲ませて1~2時間以内に泣くのであれば、それは空腹ではなく、オムツを交換してほしい/ゲップを出したい/オナラやウンチを出したい/抱っこしてほしい/かまってほしい...など他のサインの可能性があります。
飲む量としては足りていて満腹になっていても、もう少し安心のために吸っていたいという欲求から、吸啜を続ける行為が起きているかもしれません。あるいは、母乳だけで十分に足りている状況にミルクも与えていることで、常にお腹がパンパンに膨らんでいていて不快なために、背中側に身体を反る姿勢になりやすいのかもしれません。
「過飲症候群になってしまいました」とありますが、これは診察を受けてそう指摘されたのであれば、具体的な対応については、指摘した医療機関へ再度ご相談ください。
もし何らかの情報を見聞きされて自己判断されたのであれば、必ず専門家(産婦人科、小児科)へ相談されてから対策をしたほうが安心です。本当に過飲症候群でなければ欲しがるたびに授乳してかまいません。
ただし、混合栄養であれば、欲しがるたびに必ずミルクを与えてしまうと飲みすぎによって、授乳のサイクルが定まらなかったり、泣きぐずる頻度が増える可能性がありますので、与えるのであればミルクよりも消化吸収が早い母乳を優先して与えたほうがよいです。
現在の授乳状況がわからないので、あくまでも参考として頂ければと思いますが、1日あたりに与えているミルクの合計量から1日あたり50ml減らして、1回あたりの量を調節してみてください。減らした分は乳房から飲み取る時間や回数を増やしましょう。
例えば、現在ミルクを120ml×6回足していて、1日あたり合計720mの場合は、1回あたり10~20ml減らして、約670mlにして1週間ほど様子をみます。ミルクの量を減らしても、お子さんが程よく元気に過ごしていて、1週間あたりでちゃんと体重が増えていれば、さらに同じ量を減らしていきます。
ミルクを減らして、お子さんが満足する様子がみられない、体重が増えない場合は、ミルクを補足する量は従来与えていた量へ戻します。
ミルクを減らすには、現在の授乳状況、母乳の分泌量、お子さんの状況、お子さんの体重の変化などの評価が必要です。
まずは、泣きぐずった時にすぐにミルクを与える習慣を見直してみましょう。飲み過ぎる原因については、過飲症候群以外の理由で起こる可能性もありますので、悩みが続くようでしたら、出産された病院あるいは小児科へ、適切な量の調節について相談してくださいね。
2023/1/2 11:37

まき
0歳1カ月
泣く前あげないといけないんですか?
2023/1/12 8:46
まきさん お返事ありがとうございます。
>泣く前あげないといけないんですか?
→必ずしも泣く前に与える必要はありません。
もし、授乳のタイミングについて判断が難しいようでしたら、出産された病院や居住地の保健センターの保健師/助産師へ相談してくださいね。
>泣く前あげないといけないんですか?
→必ずしも泣く前に与える必要はありません。
もし、授乳のタイミングについて判断が難しいようでしたら、出産された病院や居住地の保健センターの保健師/助産師へ相談してくださいね。
2023/1/12 15:23
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