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ずっと泣いてます

なっつ
2歳差の育児をしています。
4ヶ月と2歳5ヶ月の子どもたちです。
下の子が一週間ほど前から抱っこをしていないとずっと泣くようになりました。前まではセルフネをしてくれたり、泣いててもしばらくすると泣き止んで指吸をしたりしていましたが最近はしてくれません。
眠いかな?と思い寝かせますが起きたら泣き始め泣き続ける。授乳かな?と思いあげますが遊び飲みや気が散って飲まず。グズグズ大泣き。飲んでも飲み終わって2分ほどするとまた泣き始めます。再度授乳しようにも泣いて飲みません。
べビージムやメリーも効果なしです。
近くで上のこと遊んでみたり、一緒に遊んだりもしてみましたが駄目でした。
まだ抱っこをしていると泣き止むことも多いので抱っこ紐で抱っこをできるだけしますが、それでも泣き止まないときがあったります。
また、上の子がそれを見て自分も抱っこと言ったりぐずったり。私はぎっくり腰を5回ほどしており、まだ体重が
軽いとはいえずっと抱っこも厳しいです。
何が手立てはなぃしょうか?

また、下のこの授乳が気をちらしながら片方3分ずつというのが一日に何度も続いたりします。
授乳ケープを試すもいまいちです。
哺乳量が足りているのか(3ヶ月検診は体重の増えは大丈夫でした。)、また乳腺炎も心配です。
どのように対応していったらいいでしょうか?

2022/12/29 23:51

在本祐子

助産師
なっつさん、こんばんは。
ご相談いただきありがとうございます。
4ヶ月のお子さん、授乳が細切れになり、かつ何をしても泣き止まない事が増え、ママさんも悩まれていましたね。
下のお子さんのグズグズが、上のお子さんにも連鎖してしまうことがあり、2人が泣いているとさすがに、どうしたらよいかと、ママさんも疲弊されますよね。

まず下のお子さんについてですが、だんだんと知恵もつき、認知が増してきたのでしょうね。
一人寝や一人遊びより、構ってほしいブームが来ているんでしょうね。
赤ちゃん時期の、理由の分からない泣きは、決して珍しくありません。
泣きは自己主張ですが、明らかな理由がないこともあります。

少し長くなりますが、一般的に4ヶ月くらいのお子さんが泣く理由として、考えやすいことを列挙していきますね。

・母乳やミルクが足りない、飲み過ぎなど哺乳に関する事
▶︎これらに関しては体重でしっかりチェックが必要です。
この時期は、成長曲線で見て行きましょう!飲み過ぎでも苦しくて泣きます。
ちょこちょこ飲みも気にかかるようですが、この時期は周りが気になり、集中できないのも仕方ないところです。
上のお子さんがいて、刺激がある環境なんだと思いますが、それはメリットでもありますから、ネガティブに考えないでいきましょうね!

・ゲップがうまく出ずに苦しい
▶︎ 赤ちゃんは授乳時に空気も一緒に飲んでしまいがちで、胃内に溜まるとゲップとして排泄されます。
またオナラとして出ていることもあります。

授乳後にゲップを出してあげるのは、お腹の不快感を予防してあげたり、後々吐き戻しを防ぐ効果があると言われます。
ですが、必ず出ないといけないものでもありませんので、お尻を丸くするような姿勢で縦に抱っこして20分くらいご様子を見てもらうとよいのではないかと思います。

どうしても出ない場合には横向きに寝かしつけておけば心配ないですよ。

また母乳では空気を哺乳瓶より飲みにくいと言われています。
哺乳瓶で授乳している期間はゲップをチャレンジしていきましょうね。

具体的な方法はこちらをご覧になってみてくださいね。
どうぞよろしくお願いします。

https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/6449

https://m.youtube.com/watch?v=q1k-RmgCQnA&list=PL5X6kc70Rx7CjSLazVhQd77gzNNAkJy1z&index=5

・湿疹が不快
▶︎湿疹は痒みのもと。
乳児湿疹が増していれば、全身に不快があるかも。
まずは丁寧なスキンケアと正しい治療が必要です。
またオムツかぶれが痛くて泣いていることもよくあります。
医師に相談してください。
スキンケアに関してはこちらを参考にしていただきますとよいです!
よかったら、ご覧になってみてくださいね。よろしくお願いします。

https://baby-calendar.jp/knowledge/baby/1352

https://www.youtube.com/playlist?list=PL5X6kc70Rx7CgYjTUjh3ig9mR9l99CN-t&feature=share

https://baby-calendar.jp/special/article/pigeon/01

https://baby-calendar.jp/special/article/pigeon/filaggrin/02

・暑い
▶︎寒い時期でも、赤ちゃんはすごく暑がりです。
暖房が効き過ぎていて、少なくとも大人が暖かいなと感じていたら、暑いでしょう。薄着にしてくださいね。

・抱っこしていて欲しい
▶︎ 人間の赤ちゃんは1人では生きていくことができません。まだ自分に必要な栄養を確保できませんし、ママさんから離れることは危険と認識しているためか、生まれ持った本能があり、なるべく長時間守られていることを実感できる抱っこを要求するのかと思います。
安心感を求めているのだと思います。
ママさんが抱っこして過ごすことに御負担がなければ、抱っこでお過ごしいただいても、赤ちゃんに心配はありませんよ。
安定感のある抱っこについてはこちらの宮川助産師の動画が参考になると思います。
https://youtube.com/playlist?list=PL5X6kc70Rx7DxGV2fIk7p6saPM54-l3Co

また、国立研究開発法人理化学研究所では、赤ちゃんの効果的な泣き止ませ方、寝かしつけの研究がなされています。

赤ちゃんの泣きやみと寝かしつけの科学 | 理化学研究所

https://www.riken.jp/press/2022/20220914_1/index.html#note1

抱っこをしながら、一定テンポで歩きながら寝かしつけるのが一番早く寝付け、かつ寝たと認識してから、5-8分くらいは抱っこしたまま座ってお過ごしいただくのが、よいと考えられています。深い眠りについてからのゴロンがお勧めです。

・体調不良のサイン
▶︎ぐずぐずは体調不良の前兆の場合も。
また赤ちゃんの病気で腸が重なり合う腸重積は非常に不機嫌になるのが特徴です。泣いたり、泣き止んだりのメリハリが強くあるエピソードが2時間くらい続く様であれば、夜間であっても受診を考慮すべき状態の可能性があります。この病気は見逃したくないものです。
受診するべきか否か迷う場合には、小児救急電話相談をご利用なさってくださいね。

https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/10/tp1010-3.html

長くなってしまいました。
とは言え、冒頭でお話ししましたが、理由の見つけられない泣きもありますから、ゆったりとした気持ちで赤ちゃんに関わることが大事です。

また、厚生労働省でも赤ちゃんが泣き止まない時の理由や対処について、動画を作成しています。
よかったら併せてご覧になってみてくださいね。

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000030718.html

https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11901000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Soumuka/0000030731.pdf

次に上のお子さんですが、2歳であれば、グズグズに巻き込まれてしまうのも致し方ないですね。
上のお子さんはお子さんなりに、兄弟姉妹の誕生により、新たなお兄さんお姉さんと言う役割が課せられています。

これは、長子であれば致し方ないですが、お子さんなりに頑張っていて、いわゆる赤ちゃん返りのような精神的な反応が生じても普通です。

特に2歳児であれば、お子さんはまだ欲求第一の意思表示でも致し方ないでしょうから、お姉さんになる過程を踏み、適応するまで時間がかかったり、ぐずったり、睡眠や食事などの日常動作がうまくできずに、過敏性や過剰な動揺が目立ったりしても仕方ないですね。
長い目で見てあげてくださいね。

2022/12/30 20:36

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