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授乳について

mii
はじめまして。20日で1ヶ月になった娘は1ヶ月検診で体重が1キロ増えて3.9キロでした。
 混合で育てていて、一度の授乳で100〜120飲ませています。 (ミルクだけの場合と、搾乳して母乳とミルクの合計が120になるような飲ませ方です)

日中は飲んだらすぐ寝ますが、21時以降の授乳だけはミルク140あげてもずっとぐずり、ひどいときは3時間泣き続け次の授乳の時間になってしまうこともあります。
おむつを変えたり室温に気をつけたりしてますがそれでも泣き止まないので、ためしに母乳を飲ませると勢いよく飲んで飲むのを止める気配もありません。
途中で離させると泣いてしまうためまた吸わせたりもしています。

検診では体重も増えすぎていないのでミルクを足してみてと言われ、日中よりも夜は量を増やしてみましたがそれでも足りなくて母乳をあげていると飲みすぎではないか不安になります。
またあまりにも泣きすぎて精神的にも辛くなってきます。
このままあげ続けて大丈夫なのか心配でどうしていいかわからない毎日なのでよろしくお願いします。

2022/12/24 0:44

在本祐子

助産師
miiさん、こんにちは。
ご相談いただきありがとうございます。
母乳やミルクをしっかり飲めていますね。
体重の増えからみると、1キロ増加で非常に順調そうです。

そうなりますと、理由がはっきりしない泣きがあり、悩まれますね。
ですが、赤ちゃんの理由の分からない泣きは、決して珍しくありません。
泣きは自己主張ですが、明らかな理由がないことだってあります。

今のお話しで、考えやすいこととしては

・ゲップがうまく出ずに苦しい
▶︎ 赤ちゃんは授乳時に空気も一緒に飲んでしまいがちで、胃内に溜まるとゲップとして排泄されます。
またオナラとして出ていることもあります。

授乳後にゲップを出してあげるのは、お腹の不快感を予防してあげたり、後々吐き戻しを防ぐ効果があると言われます。
ですが、必ず出ないといけないものでもありませんので、お尻を丸くするような姿勢で縦に抱っこして20分くらいご様子を見てもらうとよいのではないかと思います。

どうしても出ない場合には横向きに寝かしつけておけば心配ないですよ。

また母乳では空気を哺乳瓶より飲みにくいと言われています。
哺乳瓶で授乳している期間はゲップをチャレンジしていきましょうね。

具体的な方法はこちらをご覧になってみてくださいね。
どうぞよろしくお願いします。

https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/6449

https://m.youtube.com/watch?v=q1k-RmgCQnA&list=PL5X6kc70Rx7CjSLazVhQd77gzNNAkJy1z&index=5

・湿疹が不快
▶︎湿疹は痒みのもと。
乳児湿疹が増していれば、全身に不快があるかも。
まずは丁寧なスキンケアと正しい治療が必要です。
またオムツかぶれが痛くて泣いていることもよくあります。
医師に相談してください。
スキンケアに関してはこちらを参考にしていただきますとよいです!
よかったら、ご覧になってみてくださいね。よろしくお願いします。
https://baby-calendar.jp/knowledge/baby/1352

https://www.youtube.com/playlist?list=PL5X6kc70Rx7CgYjTUjh3ig9mR9l99CN-t&feature=share

https://baby-calendar.jp/special/article/pigeon/01

https://baby-calendar.jp/special/article/pigeon/filaggrin/02

・暑い
▶︎赤ちゃんはすごく暑がり。少なくとも大人が暑いと感じていたらかなり暑いでしょう。
薄着にしてくださいね。

・抱っこしていて欲しい
▶︎ 人間の赤ちゃんは1人では生きていくことができません。まだ自分に必要な栄養を確保できませんし、ママさんから離れることは危険と認識しているためか、生まれ持った本能があり、なるべく長時間守られていることを実感できる抱っこを要求するのかと思います。
安心感を求めているのだと思います。
ママさんが抱っこして過ごすことに御負担がなければ、抱っこでお過ごしいただいても、赤ちゃんに心配はありませんよ。
安定感のある抱っこについてはこちらの宮川助産師の動画が参考になると思います。
https://youtube.com/playlist?list=PL5X6kc70Rx7DxGV2fIk7p6saPM54-l3Co

また、国立研究開発法人理化学研究所では、赤ちゃんの効果的な泣き止ませ方、寝かしつけの研究がなされています。

赤ちゃんの泣きやみと寝かしつけの科学 | 理化学研究所

https://www.riken.jp/press/2022/20220914_1/index.html#note1

抱っこをしながら、一定テンポで歩きながら寝かしつけるのが一番早く寝付け、かつ寝たと認識してから、5-8分くらいは抱っこしたまま座ってお過ごしいただくのが、よいと考えられています。深い眠りについてからのゴロンがお勧めです。

・体調不良のサイン
▶︎ぐずぐずは体調不良の前兆の場合も。
また赤ちゃんの病気で腸が重なり合う腸重積は非常に不機嫌になるのが特徴です。泣いたり、泣き止んだりのメリハリが強くあるエピソードが2時間くらい続く様であれば、夜間であっても受診を考慮すべき状態の可能性があります。この病気は見逃したくないものです。
受診するべきか否か迷う場合には、小児救急電話相談をご利用なさってくださいね。
よろしくお願いします。
https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/10/tp1010-3.html

長くなってしまいました。
とは言え、冒頭でお話ししましたが、理由の見つけられない泣きもありますから、ゆったりとした気持ちで赤ちゃんに関わることが大事です。

また、厚生労働省でも赤ちゃんが泣き止まない時の理由や対処について、動画を作成しています。
よかったら併せてご覧になってみてくださいね。

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000030718.html

https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11901000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Soumuka/0000030731.pdf

どうぞよろしくお願いします。

2022/12/24 11:46

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