B群溶連菌

まひもしこみじ
妊娠36週になります。先日妊婦健診に行った際、B群溶連菌が陽性だったと言われました。
8人目にして初めてなので、??って感じだったのですが、色々説明を聞いていくうちに赤ちゃんにも影響があり最悪、赤ちゃんが死にいたる…と言われました。
その時は大丈夫!と思い病院を後にしましたが、時間がたつにつれ怖くなり今ではどうしていいかわからず…。
産まれるまでに私ができる事などあるのでしょうか?

2022/12/7 16:13

高塚あきこ

助産師
まひもしこみじさん、こんばんは。
ご相談ありがとうございます。
B群溶連菌が陽性と言われたのですね。

お答えが遅くなり申し訳ありません。
よくGBSと略されるのですが、B群溶血性連鎖球菌は膣にいる常在菌になります。膣内にGBSが検出されると、陽性として診断されます。常在菌ですので、ママさんにとっては特に問題となることはなく、特にお産の前には治療は行わないことが一般的です。ですが、ママさんにとっては常在菌であっても、産道を通過する際に、赤ちゃんに産道感染する可能性があります。もし、赤ちゃんに感染してしまうと、新生児GBS感染症と呼ばれる病気にかかる可能性があります。新生児GBS感染症とは、母体の産道にひそんでいるGBSが赤ちゃんの目や鼻、口などから体内に入り、肺炎や敗血症、髄膜炎などを引き起こすものです。
お産の際には、お産の進み具合を見ながら、断続的に飲み薬や点滴で抗生物質による治療を行います。
多くは、30分ほどの点滴を1日に2〜3回行うことがほとんどと思います。ご不安もおありかと思いますが、珍しいことではなく、GBSを持っているママさんは意外に多いですよ。また、ご心配なことはその都度おかかりつけの産婦人科の医師や助産師に、よく説明を受けてみてくださいね。

2022/12/12 4:22

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