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夜寝たあとの布団へ寝かせるときについて

退会済み
8ヶ月の男の子です。
最近、夜の寝たときに、布団に寝かせようと思って寝かせようとして寝かせてもすぐに泣いてしまってうまくお布団に寝かせることができません。
 布団に寝かせようとして下ろしたら泣いちゃうのでまた抱っこしてたらすぐに寝ていくので、また少ししたらお布団に寝かせようとしたらすぐに泣いてしまって、、の繰り返しです。
たまにうまく寝かせれても1時間くらいしたら泣いてしまうのでまたそこで抱っこで寝かせるか授乳の時間だったら授乳して寝かせるんですが、お布団に寝かせてってなると泣いてしまって、、
ここ1週間くらいその状態が続いていて、、
私も寝不足が続いてちょっとしんどくて、、
 どうしたら良いのでしょうか?
そんな時期なんでしょうか?

上のお姉ちゃん〔小学1年生〕 も一緒に寝てるので泣いて起こしちゃわないかの心配もあって💦
気が張ってしまっています。

2022/11/9 22:21

古谷真紀

助産師
あやのんさん こんにちは。

8か月のお子さんの寝かしつけについて困っていらっしゃるのですね。

寝かしつけへのこだわりが強くなりやすい時期ですね。
残念ながら誰でもすぐに寝てくれる魔法のような方法はないのですが、下記を参考までにご提案させていただきますね。

①お子さんの睡眠時間を調整する
生後6~9か月頃の赤ちゃんに必要な睡眠時間の目安は13時間前後(日中の睡眠 2回 計2~2.5時間程を含む)ですが、10時間程度で昼寝を全くしないケースもあれば、夜間何度も起きるケース、寝落ちするまでに時間がかかるケースなどいろいろあります。

日中に何度も睡眠をとっている/起床と就寝の時間が定まっていない/午後3時以降に睡眠をとっているなどが理由で、夜に親が寝かしつけたいと思った時間帯に眠らないという状況は起こりやすいです。
日中の活動と夜間の睡眠の関連も強くなる時期ですので、まずは日中のスケジュールを再確認して、日中に合計2~2.5時間以上眠っているようであれば、短くしたり、回数を減らしてみましょう。午前と午後に睡眠をとらせている場合は、午前の睡眠をなくして、午後1回にまとめてもよいかもしれません。

②起床と就寝の時間帯を固定する
起床時間(明るい部屋で過ごし始める時間)と就寝時間(暗い部屋で過ごし始める時間)、日中の睡眠タイミングは一定にしましょう。
起床を6時と決めたら、その時間までは照明をつけたり、カーテンを開けたりはしないで、暗い環境で寝かしつけ等する場合は最小限の明かりの中で過ごしましょう。

起床した時間帯から14時間後に、眠りを促すメラトニンというホルモンが作用し始めるという生理的現象があります。朝6時起床すると夜8時頃には眠くなり始めるというサイクルです。

子どもは連続して眠ることは苦手で、成長と栄養のスパートがかかる急成長期は、睡眠のリズムが乱れたり、理由なく泣くことがあったりしますが、起床時間を固定しつづけると、いずれ夜すんなりと眠る傾向にあります。
朝は、特に上のお子さんの登校準備などで忙しいかと思いますが、8か月のお子さんも布団以外の場所で、日の当たる室内で過ごさせるだけでも、体内時計を整えるのに役立つかもしれません。

③泣いてもすぐに抱き上げない
子どもの眠りは浅いので、夢を見つつ半分起きているような状態でも泣きが起こりやすいことがあります。寝落ちする瞬間に抱っこされたりあやされることで驚いて、泣きだす子もいます。
また、お子さんが眠くないタイミングで寝かしつけされると、すんなりと眠れないことがあります。

就寝する30分~1時間前から、寝室へ移動する/照明を落とす等、寝る準備を開始して、布団にお子さんを寝転がせたままで泣いたとしても最低2~5分程は待ち、抱っこはせずに声をかけたり、顔をのぞいたり、トントンするなどで対応しましょう。抱き上げなくても泣きのトーンが落ち着くならば、必ずしも抱っこしなくてよいというサインです。泣きが続くと、上のお子さんのためにも泣き止ませないといけないと焦りますが、多少騒々しくても寝る子は寝るので、上のお子さんとも話し合いながら、下の子の寝かしつけを抱っこ以外にシフトできるように、1週間ほど続けてみてください。下のお子さんも抱っこで寝かしつけられないと眠れないというわけではなく、自分で自分を落ち着かせる方法を学習していきます。

また、睡眠のリズムを整えるという意味では、眠気が強まったときに、布団に入るというのが大切です。
寝かしつけに30分から1時間かかるのは自然なことですが、例えば、寝かしつけに1時間かけて10時に入眠するパターンであれば、9時から寝かしつけるのではなく、9時30分頃から寝かしつけを開始したほうが入眠まで時間が早まるかもしれません。

どんなに工夫しても寝ない子は寝ないのですが、もし上記のポイントで試せそうなことがあれば試してみてください。

また、今の月齢で離乳食が順調に進んでいる場合は、夜間に空腹で泣くということは減ってきます。
寝かしつけの際に空腹で泣きぐずり、お腹が満たされて眠れるようならば、日中の離乳食の量や回数、間食などを増やしてもいいかもしれません。

睡眠リズムも整っていて、離乳食も順調で、寝かしつけに困るという状況が続くようでしたら、小児科や居住地の保健センターの保健師や助産師等へもご相談ください。

あやのんさん自身が睡眠不足になっていると、どんな工夫をしても上手くいかない状況もあり、より疲労がたまる一方かと思います。
同居する家族がいればその家族とも悩みを共有して解決方法を探ってください。あやのんさんが毎晩ひとりで頑張るものではありません。
もし、家族内で頼れる人がいない場合は、居住地で利用できる産後のサービス(家事支援やシッターサービス、一時保育等)の活用も検討してくださいね。

2022/11/11 15:23

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