指しゃぶりについてのご相談です。

かれんさん、こんにちは。
ご質問ありがとうございます。
お子さんが指しゃぶりをするようになったのですね。
可愛いお子さんのお写真もありがとうございます。

おしゃぶりをするという行為は、お子さんの口元に刺激を与え、吸うという行為を通してリラックスを促すホルモンを分泌させると言われています。特に指しゃぶりは、生後2〜3か月ごろから多く見られるようになると言われていますが、お子さんが自分という存在を認識する、とても重要な発達段階と言われています。また、もう少し月齢が進むと、周りのものを何でも口に入れるようになりますが、ものを運んだり、口の中に入れるという行動は、手と口の発育を促し、また物への認識力を高め、脳の発育と大きな関係があると言われています。ですので、指しゃぶりをさせること自体は特に問題ないですよ。ですが、あまり長い時間指しゃぶりをなさっていると、どうしても指や唇に負担がかかってしまいますね。お子さんのお肌は薄くデリケートですので、吸われる刺激やヨダレの刺激などで、お口周りがただれてしまうこともあります。お肌のトラブルがある場合には、予防的にワセリンで保護なさるといいかもしれません。ワセリンはお子さんのお口に入っても問題ないですので、お子さんが寝付いた後やお風呂上りなど、こまめになってみてくださいね。もし、それでもどんどん赤みが増したり、酷くなってくるようであれば、健診や予防接種の際にご相談なさると安心かもしれませんね。