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イヤイヤ期の叱り方について教えて下さい。

えり
こんにちは。
いつも分かりやすく安心する回答をどうもありがとうございます。

今回、イヤイヤ期の子供の叱り方と度合いについて悩んでいて相談させて下さい。
    
イヤイヤ期に入ったようで、イヤな事を言葉と態度の両方で表現する様になりました。

その時に、子供自身がダメだと分かっているのにやってはいけない事をしたら、大きな声と表情でかなり強めに叱っています。
叩いたりはしませんが肩を掴んだり怒鳴ったりはしてしまっています。
イライラしてしまうのもあり、他の方から見たらやり過ぎかなと思う位になってしまっているかもしれません。
 
危険な事や他の子に迷惑をかけてしまう事以外の、例えば食べ物をわざと落としたとかでも、わざとした場合は同じくらい強く怒ってしまっています。

他のママさん方が、イライラして怒鳴ってしまった…と反省して自分を責めていたりするのを聞いて、普通にやってしまっていた私はやりすぎなのかな、と心配になりました。

また、怒ってから(食べ物をこぼした場合とかなら掃除が終わって一息ついてから) 再度さっきのはダメだったよねと伝えていますが、今思うとネチネチとしつこく子供の成長に良くないのでしょうか。

怒らない育児を推奨する子育てアドバイザーの方のサイトの中には『怒鳴るのは体罰であり虐待』と記載されていて私はやってはならない事をしていたのかと不安でいっぱいです。
叱り方や叱ること自体が間違いでしたらすぐに改めたいです。
 
これはダメな事だと教えるのではなく、イヤイヤ期で子供がダメだと理解している事をやってしまった時の叱り方の度合いや、叱り方(または全く叱らない方がいいならば取るべき対応)を教えて頂けたら有り難いです。

後、大人の言葉遣いを真似する時期ですが、「嫌だ!」「やめて!」「どいて!」「来ないで!(入らないで)」「触らないで!」「待って!」「痛いなぁ!」等の自身がイライラした時に口に出してしまう言葉の良い言い換えがありましたら教えて頂けたら有り難いです。  

宜しくお願い致します。

2022/10/26 18:58

高杉絵理

助産師
えりさん、こんにちは。
いつもご相談ありがとうございます。
助産師の高杉です。

お子さんのイヤイヤ期にお悩みなのですね。わが子もこの時期は大変だったなぁと思い出します。
この時期のお子さんの対応には本当に大変と感じることは多いですよね。イライラしてしまうこともあると思います。お気持ちはとてもよくわかりますよ。そのような中で毎日とても頑張っていらっしゃいますね。

この時期は自我が発達していき、興味もたくさん芽生える頃です。そして、やりたい気持ちはたくさんある中で脳の機能が未熟なためその欲求や感情を抑えることができないのでイヤイヤ行動が出てきます。やがて脳の機能が育ってくると、イヤイヤも自然と収まっていきます。

ただ、毎日イヤイヤしているだけに見えても、子どもは毎日少しずつ成長しています。言っても無駄だからと諦めるのではなく「言っても聞かないけど、言い続ける」ことが必要です。
特に公共の場のルールやマナーや、生活リズムに関わることは、しっかり言い聞かせ続ける方がよいでしょう。
くどくど言い続けたり、理屈で説得しようとせず、子どもの目をしっかり見つめて、シンプルに「ダメなものはだめ」「これはしないといけないこと」と伝えれば大丈夫です。叱る、というより注意する、という方がニュアンス的には近いでしょうか。いつもの口調とは変えることで子どもに伝わりやすいということはあると思います。人により話し方は違うので、えりさんなりのやり方でいいと思いますよ。
ただし、子どもがすぐに行動に移せるとは期待しないで、かなり根気のいることですが、下積みのようなものだと思って続けていきましょう。
いつか、段々、行動に表れてくるはずです。
また、状況が落ち着けばどうしてダメだったのか説明することもいいと思いますよ。だんだんと理解も進んでくるので、ダメな理由も理解してくるでしょう。ただ、理解はできてもまだまだ行動にはうつせない時期だということをママ自身がしっかり認識しておくことも大切ですね。
また、子ども自身がダメなことをしていると認識している場合は、注意するだけではなく、注目しないこともポイントです。興味をひきたくてやっていることもありますし、ママのリアクションが面白くてやっていることもあります。

また、生活のルールやマナー、危険なこと以外は少しくらい大目にみてもいいように思います。
たとえば、着替えを嫌がることやママの抱っこじゃないとご飯を食べないということもあるでしょう。
着替えるのが嫌ならパジャマで過ごしてもいいし、食べるのが嫌なら食べなくてもいい。お腹が空いたら必ず食べます。
子どもの「したくない気持ち」に時には寄り添うことも大切なように思います。

言葉が増えてくるとイヤイヤは減ることが多いようです。イヤイヤしている中で子どもの伝えたい思いがあるのかもしれませんね。

子どもの目を見つめて、気持ちを聞いてあげる、子どもとしっかり向き合う時間も必要かなと思います。

なかなか、よく使う言葉を言い換えるの難しいですよね。私はこの時期しょっちゅう「ダメ」を使っていた様に思います。言葉を真似られて反省したこともたくさんありますね。
子どもは自分の鏡ですよね。普段そんな表情をしているのか、そんな言葉遣いをしているのか、反省することも多いですが、真似をする姿もかわいらしくて、怒っていたのに笑ってしまったり。。

今は大変なことも多いと思いますが、成長とともに必ずイヤイヤは治ってきます。過ぎてしまうと、そのイヤイヤもかわいかったなぁと懐かしむようになりますよ。
子どもにとって大切な成長過程ですね。えりさんのストレスになりすぎないようにされてくださいね。

ご参考になればと思います。

2022/11/2 14:01

えり

1歳11カ月
こんにちは。
詳しく教えて下さりありがとうございます!

子供にの気持ちに寄り添いながらもダメなものはダメだと言い続けます。

先生がなさっていた事を教えて下さりありがとうございます。
「ダメ!」 という言葉で伝えていこうと思います。

とても参考になりました。
本当にどうもありがとうございます!! 

2022/11/6 15:32

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