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母乳育児でSIDSが防げるか
ちかこ
SIDSは母乳育児で防げると聞きました。
第二子を出産しました。第1子の時は生後3ヶ月まで完母、生後半年まで混合、半年以降完ミにしました。
完母のときに乳腺炎に2回なりましたし、ワンオペ寝不足で疲労で倒れたこともあります。 初めての育児だったので、母乳=良いもの、ミルク=母乳が出る人は使う必要がないもの、という認識をしていて、体と心の限界がきているのに母乳育児をしていました。そんな私を見ていた夫が夜間だけミルクにしたら?とアドバイスをくれ、そこから徐々にミルクの便利さ、人に頼れる嬉しさを知り、完ミに移行した感じです。
まだ第1子の夜泣きや赤ちゃんかえりもあるので、第二子も混合→完ミへの移行を考えていますがその際に心配なのがSIDSです。
母乳育児をしていると防げるという記事をよく見るのですが、混合やミルク育児を否定されている気がして、自分のやりたい育児方法で良いのかと迷ってしまいます。助産師さんはどのようにお考えでしょうか?
第二子を出産しました。第1子の時は生後3ヶ月まで完母、生後半年まで混合、半年以降完ミにしました。
完母のときに乳腺炎に2回なりましたし、ワンオペ寝不足で疲労で倒れたこともあります。 初めての育児だったので、母乳=良いもの、ミルク=母乳が出る人は使う必要がないもの、という認識をしていて、体と心の限界がきているのに母乳育児をしていました。そんな私を見ていた夫が夜間だけミルクにしたら?とアドバイスをくれ、そこから徐々にミルクの便利さ、人に頼れる嬉しさを知り、完ミに移行した感じです。
まだ第1子の夜泣きや赤ちゃんかえりもあるので、第二子も混合→完ミへの移行を考えていますがその際に心配なのがSIDSです。
母乳育児をしていると防げるという記事をよく見るのですが、混合やミルク育児を否定されている気がして、自分のやりたい育児方法で良いのかと迷ってしまいます。助産師さんはどのようにお考えでしょうか?
2022/10/19 21:17
ちかこさん、こんばんは。
ご相談いただきありがとうございます。
おっしゃる通りだと思います。
混合栄養やミルク育児だと、子どもの突然死のリスクを高めてしまうのではないかと、ママさんが感じられる気持ちは、たくさんの方が共感されていると思います。
私たち医療者も、その気持ちを理解しながら情報提供をしなくてはならないと思っています。
ですが、現段階では、母乳育児とミルク育児では、突然死のリスクに有意差があるのも事実です。
なぜ、母乳育児がリスクを低減するかまでは全てが解明されていないです。
考えられることとして、突然死が深い眠りと関係があることが指摘されています。
ミルクをたくさん飲んだり、うつ伏せ寝は、深い眠りを誘導します。
深い眠りについてくれると、こちらは楽ですよね。
赤ちゃんの場合、まだ呼吸が不規則であり、深い眠り中だと、呼吸をお休みしてしまうことがあります。
呼吸をお休みしていくと、低酸素になり、いよいよ自発呼吸を復活させることが難しいのではないか、と考えられています。
そのため、夜間に頻回に目を覚ますのは、赤ちゃん自身の生命維持反応であるとも言われています。
その点から考えていくと、ミルクを規定量より、明らかに上回る様な量、飲ませないようにしたり、うつ伏せ寝を回避することは、ミルク育児上重要なポイントになります。
また、心配な方には、呼吸センサーのレンタルなどもお手軽にありますので、そのような対応をなされるママさんもいらっしゃいます。
完全母乳をしなくては!とこだわる必要はありませんよ。
母乳でないとダメということで、苦しくなるママさんもたくさんいます。
正しい知識のもと、ママさんが選択なされればよいのだと思います。
ご相談いただきありがとうございます。
おっしゃる通りだと思います。
混合栄養やミルク育児だと、子どもの突然死のリスクを高めてしまうのではないかと、ママさんが感じられる気持ちは、たくさんの方が共感されていると思います。
私たち医療者も、その気持ちを理解しながら情報提供をしなくてはならないと思っています。
ですが、現段階では、母乳育児とミルク育児では、突然死のリスクに有意差があるのも事実です。
なぜ、母乳育児がリスクを低減するかまでは全てが解明されていないです。
考えられることとして、突然死が深い眠りと関係があることが指摘されています。
ミルクをたくさん飲んだり、うつ伏せ寝は、深い眠りを誘導します。
深い眠りについてくれると、こちらは楽ですよね。
赤ちゃんの場合、まだ呼吸が不規則であり、深い眠り中だと、呼吸をお休みしてしまうことがあります。
呼吸をお休みしていくと、低酸素になり、いよいよ自発呼吸を復活させることが難しいのではないか、と考えられています。
そのため、夜間に頻回に目を覚ますのは、赤ちゃん自身の生命維持反応であるとも言われています。
その点から考えていくと、ミルクを規定量より、明らかに上回る様な量、飲ませないようにしたり、うつ伏せ寝を回避することは、ミルク育児上重要なポイントになります。
また、心配な方には、呼吸センサーのレンタルなどもお手軽にありますので、そのような対応をなされるママさんもいらっしゃいます。
完全母乳をしなくては!とこだわる必要はありませんよ。
母乳でないとダメということで、苦しくなるママさんもたくさんいます。
正しい知識のもと、ママさんが選択なされればよいのだと思います。
2022/10/20 20:38
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