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逆子と細菌について

田吾作
32週、第二子妊娠中です。先日健診で逆子だと言われました。(30週の時は逆子ではありませんでした。)また、細菌検査で初めてGBS陽性、また黄色ブドウ球菌があることが分かりました。今後がとても不安になってしまいました。逆子は35週までになおらないと帝王切開の可能性があるようです。逆子体操を習い昨晩から始めましたが、体が硬いせいか痛くて1分も続けられません。毎日10分やり右を下にして寝ないといけないのですが、なかなか眠れず朝から頭痛がします。どうしたらよいでしょうか。

2022/9/25 20:13

高塚あきこ

助産師
田吾作さん、おはようございます。
ご相談ありがとうございます。
逆子などのご心配があるのですね。

お答えが遅くなり申し訳ありません。
経産婦さんで、子宮のスペースに余裕がある場合、逆子になったり、また頭位に戻ったりと、クルクル向きを変えるお子さんは多いですよ。最終的に、逆子のままお産を迎える方は全体の5%ほどと言われています。一般的には、30週を過ぎる頃から、子宮のスペースに余裕がなくなってくるので、逆子は治りにくくなってくると言われます。ですが、32週でもまだ回りやすい状態ということですと、子宮のスペースに余裕があるのですね。赤ちゃんの頭は、赤ちゃんの身体の中では1番重さがあるところですし、ママさんが立ったり座ったり、通常の日常生活を過ごされている中では、重力に反して1番重い頭が再び上になるということは、なかなか難しいので、また回ってくれる可能性もあると思いますよ。妊娠30〜35週頃は逆子を治す方法として、逆子体操、お灸、ツボ押し、寝方を変えるなどが行われます。お腹が張っていたり、身体が冷えていたりすると、逆子になったり、逆子が治りにくくなるとも言われていますので、暖かくして、あまりご無理をされずにお過ごしになるといいかと思いますよ。逆子が早く治るといいですね。
また、GBS陽性についてですが、GBSは、B群溶血性連鎖球菌という常在菌が検出されると、陽性として診断されます。常在菌ですので、特にお産の前には治療は行わないことが一般的です。ですが、ママさんにとっては常在菌であっても、産道を通過する際に、赤ちゃんに産道感染する可能性があります。もし、赤ちゃんに感染してしまうと、新生児GBS感染症と呼ばれる病気にかかる可能性があります。新生児GBS感染症とは、母体の産道にひそんでいるGBSが赤ちゃんの目や鼻、口などから体内に入り、肺炎や敗血症、髄膜炎などを引き起こすものです。
お産の際には、お産の進み具合を見ながら、断続的に飲み薬や点滴で抗生物質による治療を行います。
ご不安もおありかと思いますが、お産までにまだ少しお時間がありますので、またおかかりつけの産婦人科の医師や助産師に、よく説明を受けてみてくださいね。

2022/9/29 6:40

田吾作

妊娠32週
おはようございます。お忙しい中とても丁寧なお返事ありがとうございます。
最近は少し出血もあり心配が絶えないですが、あまり無理をせずゆっくり過ごそうと思います。
本当にありがとうございました。少し元気が出ました。またお聞きしたいことが出来たら投稿しますので、その際はどうぞよろしくお願い致します。

2022/9/29 6:51

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