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癇癪への対応

まや
1歳6ヶ月になった息子は、色んなことを自分でやりたがるようになってきました。
4歳の姉の真似をして、なんでも同じことをやろうとしています。 

最近はズボンを履こうとするようになり、 自分で足を通しています。でもまだひとつの穴に両足を入れてしまうことも多く、そのたびに「ギャー!」と大きな声で癇癪を起こします。
こちらが手伝おうとするとそれは嫌で また「ギャー!」と暴れます。
結局どんな言葉を掛けても何をやっても収まらないので、 ギャーギャー言っているのを放置してしまっています。

しばらく経つと急に落ち着きます。
そのまますんなり履かせてもらう時もあれば、やっぱり自分で履く!とばかりに癇癪が再発する時もあります。
 
ズボンに限らず、上手くいかない時や思いが通らない時は決まって癇癪を起こしています。
どうしたいのか、何に対して癇癪を起こしているかは見て分かるのに、対応の仕方が分からず、結局放置になってしまうことに悩んでいます。 
1日に何度もある「ギャー!」の時間が怖いです…
 
なにか良い対応の仕方があれば教えてください。
よろしくお願いします。

2022/9/22 21:41

在本祐子

助産師
まやさん、こんばんは。
ご相談いただきありがとうございます。
1歳半のお子さん、大きな声で癇癪を度々起こすのですね。ママさんも疲弊してしまいますよね。とでもしんどい場面がありますよね、悩まれていらしたのですね。

何に対してもやってみたいだったり、反対にイヤだったり、兄弟の真似っこをしたがるなど、この時期のお子さんは、自分の欲求に真っ直ぐです。

ですが、この時期の脳内は、欲求や欲望に対して真っ直ぐに働くようにできていて、これは幼児期の発達過程では非常に重要だったりします。
正常の発達を歩まれていますよ。

よくこの時期を、イヤイヤ期などと表現されます。これを自我出現期と言っています。
自分がやる!自分のだから、渡したくない!自分で試す!
何でも自分でやるか、はたまたやらないかを決めています。


ほとんどが欲求に基づく反応で、強い衝動性があります。


人間は3歳くらいになると、この欲求に対する衝動性を統制する様になります。


言い換えれば、それまでの期間は欲求に対して、ただただ真っ直ぐに向かってしまうのが、今時期の脳内の状態なのだと考えてあげられるとよいですね。


お子さんの成長発達過程になりますので、これがずっと続くことはありません。
親として、お子さんの衝動性に向き合う必要がある時もありますね。
またか、またか、とため息が漏れる時もあると思います。


どうしてもダメなこと、危険なことは伝えていくしかありません。
ですが、やらせてあげられる時間的な余裕がある時には、やらせてOKです。
泣いて、泣いて、お子さんも自分の思い通りに行かない体験を繰り返しながら、少しずつできることを増やして行きますよ。
息抜きも時々しましょうね。
どうぞよろしくお願いします。


2022/9/24 18:30

まや

1歳6カ月
丁寧な回答を頂き、ありがとうございます。
成長の過程で必要なことなのですよね。
分かってはいても、ときどき逃げだしたくなってしまうこともあって…

癇癪を起こす子どもに対して、こちらがどのように対応してもおさまらない時は、しばらく放置してしまって良いのでしょうか?
諦めずにそばで言葉掛けをしながら見守るべきですか? 

2022/9/24 21:26

在本祐子

助産師
安全に配慮すれば、そっとしばらく離れて、見守りでよいですよ。
どうにもならない時は、正直多々あると思います。
ママさんが肩肘はらず、そっと引き、冷静になって関わって良いのですよ。

2022/9/24 22:42

まや

1歳6カ月
少し気持ちが楽になりました。
ありがとうございました! 

2022/9/25 7:16

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