イヤイヤ期の捉え方

かんたろうさん、おはようございます。
ご相談ありがとうございます。
イヤイヤ期のお子さんの対応にお悩みなのですね。

お答えが遅くなり申し訳ありません。
2～3歳の時期は、衝動的な欲求を抑える脳機能の中枢が未発達であると言われています。この部分が機能していないうちは、欲求を抑えることがどうしてもできないため、ご自分の思い通りにならないと、自制がきかなくなってしまうのは自然なことですよ。自我が芽生え始める時期でもありますので、色々なことをやってみたいという欲求も強い時期になります。個人差はありますが、誰もが経験することで、成長とともに脳の機能が育ってくると、自然と収まっていくと言われていますが、ママさんとしてはご対応に悩まれますね。もし、ママさんに余裕がある場合には、お子さんご自身が気持ちの切り替えができるまで少し待ってあげてもいいと思いますよ。無理にさせようとすると、さらに激しいイヤイヤが起こることもあります。ママさんとしては、スムーズに育児や家事を進めていきたいお気持ちもよくわかりますが、お子さんはママさんとは別の人格をもっているので、必ずしもママさんのご意向通りにはならないことは自然と思います。また、イヤイヤ期のお子さんでも、気分は変わりやすいので、お子さんがイヤイヤしているときには、他のことで気を紛らわせたり、お菓子や他の遊びなどで誘ってしまってもいいですよ。ものなどで釣ってしまうことに抵抗があるママさんも多いですが、イヤイヤ期の時期には、将来まで影響するわがままにはなりにくいと言われています。一時的な時期になりますが、ママさんもあまりストレスが溜まらないように、上手に対応なさってくださいね。ママさんも、疲れていたり、気持ちに余裕がないときは、強めに対応してしまうこともあるかと思いますが、今の時期だけと割り切っていただき、時には一時保育や行政のサポートなども活用していただきながら、ママさんも意識的に気分転換をしつつ、お子さんの成長を見守っていただければと思います。