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子どもの自慰行為について

あい
今、2歳9ヶ月の娘がいるのですが、1歳7ヶ月位から自慰行為をするようになりました。
産まれてからずっと私が一日中娘にかまって遊んでいるような状態だったのですが、 娘がTVを見られるようになったので、見せている間に家事を済ませていたのですが、一人でいるのが嫌だったのが、暇だったのかその頃から自慰行為をするようになってしまいました。
1歳8ヶ月から保育園に通うようになり、やはり保育園でもしているとのことでした。
2歳2ヶ月には弟も産まれ、赤ちゃん返りもすごく、家事や授乳中で構ってあげられない時などに家での自慰行為が増えました。  
ネットなどで色々調べ、性的な意味合いはなく、ごく自然なことではある。他の遊びに誘ってあげると良い、自慰行為自体を注意しない方が良い、大きくなったら人前ではやらないように伝えると良いなどの対応策はを見ました。
ですが、どうしても見ていて気持ちのいいものではないし、私の対応に不満や我慢があるのかとモヤモヤした気持ちになり、ごく稀にですが、『寝ないで』など声を荒げて言ってしまうこともあります。

最近は頻度がかなり増して、今まではうつ伏せになって床に擦り付けているだけだったのが、座っていても手でお股をグイグイ押していたりもするようになりました。
絵本を読むのが昔から大好きなのですが、一人で絵本を読む姿勢がいつもうつ伏せになってしまいました。私も絵本が大好きなので、娘との絵本の時間は大好きだったのに、うつ伏せをして見ている娘を見るとすごく嫌な気持ちになります。 
ひとり遊びは長くても5分くらいしかできず、気づくとうつ伏せになっています。
今では家で過ごす時間の大半が自慰行為をしています。
一緒に遊びたいのかなと思って遊びに誘っても、抱っこでスキンシップをとろうとしてもそれを拒否して怒って伏して自慰行為を始めます。
テレビや絵本を見ている時の自慰行為は目にも良くないかなと思い、寝ながらだと目が痛くなるから座ってね、と声をかけていますがなかなか起きてくれません。

とにかく頻繁になってしまった自慰行為。家だと頻繁なので、休みの日は公園に行ったり、買い物に行って外に出たり、平日は保育園から帰ってきてそのまま公園に行ったりとなるべく外で過ごしてそっちに気がいかないようにはしています。


4月になり、保育園でも担任の先生が変わったりと新しい環境になり様子を聞いたら、おもちゃなど目新しくなったこともあるのかもしれないが、今はほとんど保育園ではやっていないとのことでした。
もうすぐ3歳になるので、保育園では友達との遊びに夢中になって、自慰が減ってくれればいいなとずっと思っていたので良かったなと安心した一方で、家での頻度の多さに保育園生活より家での生活の方が嫌なのかな、、、と思ってしまう自分もいます。

このような状況で、娘と家で過ごす時間がとても苦痛になってしまっています。
どのように対応して行ったらいいのかわからなくなってしまいました。
 
 
 ●自慰行為はあまり注意して無理にやめさせない方がいいとのことですか、テレビや絵本を見ている時のうつ伏せもわざわざ声をかけてやめさせない方がいいのですか?自慰行為を意識してしまう原因にもなっているのでしょうか。

● 遊びに誘っても、スキンシップをとろうとしても頻繁になる自慰行為にはどのように対応していけばよいのですか?

●自慰行為はある程度大きくなったら自然になくなるのですか?一度始まってしまったらずっと続くのですが? 

●家にいる間中やる自慰行為、、、
やはり対応に問題があるのでしょうか。
こんなに頻繁にやる子、いないですよね?? 

●自慰行為は小児科などに相談することではないのですよね?

 
せっかくのこの娘の可愛い時期に一緒にいるのが苦痛なんて考えて過ごしたくないのですが、、、
アドバイスをもらえたら嬉しいです。

2022/5/19 15:10

高塚あきこ

助産師
あいさん、こんばんは。
ご相談ありがとうございます。
お子さんの自慰行為についてですね。

お答えが大変遅くなり申し訳ありません。
幼児自慰の場合、おっしゃるように、性的な意味は特になく、ただ気持ちよさを求めているだけのようです。
幼児自慰については、悩んでいらっしゃるママさんも多いですが、お子さんが鼻に指を入れたり、指しゃぶりをしたりといった癖と同じようなものと考えていただいていいかと思いますよ。心理学的側面では、自慰は、自我の形成に重要な役割があると考えられているようです。幼児自慰は、自分を一人の人間であると認識する行為であるとされ、決して恥ずかしい行為ではなく、いやらしい行為でもないと言われています。ですが、頭では分かっていても、実際に見ていると、どのように声掛けをすればよいか、悩んでしまいますよね。
お子さんが自慰をしていても、怒ってしまうと性に対しての罪悪感やタブー感を植え付けてしまうことがあるので、お子さんが興味を示すようなことで、やはり気を反らせるのがいいのではないでしょうか。自慰行為をしている時には、「お腹痛くなっちゃうから、ママと〇〇で遊ぼう」などと、行為自体に対しての肯定も否定もせず、他のことに興味が向くような声かけをなさってみるといいと思います。ほかのことに気を向かせ、自慰行為をするタイミングを減らすことで、自然と回数が減り、気づいたときには癖がなくなっていたということもあるようですよ。
自慰行為は、健全な証拠で、決して愛情不足であるということではありませんし、お子さんの成長過程の一つに過ぎないので、拒否してしまうのではなく、受け入れて、認め、誘導することが大切です。お腹痛くなっちゃうからやめようね、などと優しく声をかけ、焦らずに見守っていただけたらいいのではないかと思いますよ。また、自慰行為自体が問題となることはあまりないですが、もしご心配であれば、健診や予防接種の際にご相談なさってみてもいいと思いますよ。

2022/5/25 5:00

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