保育園でずっと泣いています

みみさん　こんにちは。

お子さんが保育園に通い始めて、罪悪感を感じていらっしゃるのですね。

気が狂ってしまいそうという状況は、相当の心身への負担と思いますので、このまま保育園へ通園を続けるかどうか、みみさんご自身の意思で判断されることをおすすめします。
まずは、同居するご家族がいればご家族との話し合いを、同居するご家族がいなければ保育園の先生や自治体の担当者(保健師など)と話し合いの場をもってみてください。

医学と心理学の視点からみると、母と子の関係は、子どもの認知能力や社会性をはぐくむために重要な役割を果たしていますが、子どもが育っていくと、親以外の他の大人や同世代の子との関わりが発達にプラスの影響を与えると考えられています。

国内でのデータが乏しいため、海外のデータをもとにお話させていただきますと、生後に母親と共に過ごした期間の長さは、子どもの将来の進学や労働の状況、所得などにほぼ影響を与えていないことがわかっています。
これはつまり、子どもの育つ環境は、とても重要ですが、子育てするのは必ずしも「母親だけ」である必要はないということです。子どもが健やかに育つには、ちゃんとトレーニングを受けている保育士にみてもらうことも子育ての一部ですし、子どもの発達には有益だということは他国の政策にも表れています。国内でもひとり親家庭や共働き家庭が増えていて、子育てするのに保育士は必要不可欠な存在になっていることは明らかです。

慣らし保育を開始したばかりですので、誰でも悩んだり、罪悪感を抱きやすい時期と思いますが、本当に辛い状況であれば、保育園の先生へ相談してくださいね。