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本当に寝ない子

あななん
何度も何度も同じ質問をすみません。
もう限界なんです。
生後6ヶ月になったばかり。
 2ヶ月間夜間30分、長くて1時間で泣いて起きます。
完母で 寝る前にしっかり授乳をしてお腹いっぱいで寝付きはいいです。ですがすぐに泣いて起きます。
 寝ない子なのかなと新生児の時から思ってましたが
生後4ヶ月の頃から朝までぐっすり、物音がしても起きず、朝はご機嫌で起きてました。

これまでに
環境
ホワイトノイズ
胎教音
アロマオイル
おくるみ (新生児の頃からずっと、手を押さえていたほうが寝ますが最近は嫌なのかわからない)   
まんまる寝床
お気に入りのブランケット
赤いライト
活動時間に合わせて睡眠(お昼寝は元々30分が限界。バウンサーでしか寝ない)
 朝は8時までにはリビングに移動して朝日を浴びる
鉄分をとる
 日中は散歩、支援センターで遊ぶ(家にいる時間を減らす)

  寝ると調べたものは全部試しました。 
この2ヶ月間中々泣き止まないから授乳タイミングじゃ無い時でもあげていたから癖がついたんでしょうか。
ですがアパートなので中々泣かせておくのも辛くて。
寝かしつけは抱っこです。
おいてからトントンも練習しましたが大泣きや手で遊び始めるのでできず、結局抱っこになりました。
おくるみがもう卒業なのかなと思いスリーパーに変えましたがやっぱり手が抑えられてないとその方がより眠りが浅いです。
  寝るのが下手な子なんでしょうか。
一時期は眠れていたのに。
もうこのままショートスリーパーなんでしょうか。
イライラしてしまって日中はシッターさんや支援センターで他の人に関わってもらい自分の息抜きをしてますが
やっぱり毎晩30分で泣かれるのはもうメンタル的に限界です。旦那は今体調が悪く子育て参加できません。両親も近くにいないので代われる人がいません。

何がいけなかったんでしょうか。

2022/2/11 21:37

古谷真紀

助産師
あななんさん こんにちは。

毎晩の寝かしつけ、おつかれさまです。
あらゆる手を尽くしても、お子さんが思うように寝てくれないことに、嫌気がさしている状況で、なんとかできないものか困っていらっしゃるのですね。

「なにがいけなかったのか」と反省は不要です。おそらく、お子さんが成長していることで、赤ちゃん向けの寝かしつけの方法が合わなくなってきているだけと思います。

何度も質問されているとのことですが、詳しい経過や状況が私はわからないので、今回ご相談頂いた内容から読み取ったことに、少し推測と提案を回答いたします。

①今のままでも睡眠の量が足りているのかもしれない

1日に必要な睡眠の量には個人差があり、月齢/年齢が進むほど、短くなっていきます。新生児期から一般的な目安よりも少ない(短い)量でも健康的に過ごしているお子さんもよくお見かけします。親としてはもっと長く、もっと上手く眠ってくれるはずなのでは?と思うかもしれませんが、親の期待する枠や型にお子さんの体質や気質、成長のスピードが当てはまらないということは自然なことで、向き合っていくしかありません。

生後6~9か月頃の赤ちゃんに必要な睡眠時間の目安は13時間程(昼寝 計2時間程を含む)ですが、10時間程度で昼寝を全くしないケースもあります。
日中に元気に動き回っていて、離乳食や授乳で十分に栄養をとっていて、排泄も問題なく、ほどほどに機嫌よく過ごし、体重が増えているようであれば、睡眠時間が短くても、異常ではありません。
お昼寝も30分程で事足りているのも自然なことです。
睡眠の発達だけ、月齢よりもちょっと先に進んでいるだけと思います。

②眠気の強くなってきたタイミングで寝ていないのかもしれない

起床(明るい場所で過ごし始める時間)から、約14時間後に眠気を促すメラトニンというホルモンが高まるため、8 時に起床した場合は、22時頃に眠気が強くなってくるのが自然な流れです。眠気が強くなる前に寝かしつけされてしまうと、なかなか寝ないという現象は起こりやすいかもしれません。
親にとってはしんどい時があるかもしれませんが、夜の就寝が遅くなったとしても、翌朝の起床時間だけはずらさずに過ごすことを習慣にするのはとても大切です。「朝は8時までにはリビングに移動して朝日を浴びる」はぜひ続けてください。

➂夜間に泣くのは寝言泣きかもしれない

子どもは大人のように、連続して深く眠ることは苦手です。これは脳の成長発達上で自然なことなのですが、浅い眠りと深い眠りの狭間で、まどろむように寝言泣きをすることがしばしばあります。
このタイミングで、抱っこや授乳での寝かしつけに親が翻弄されることがありますが、日中に離乳食や授乳で空腹が満たされているならば、月齢的に夜間の泣きは必ずしも空腹ではない可能性があります。
お子さんが寝落ちしようとした瞬間に、親が刺激することで、せっかくの眠りを妨げていることもあります。

④お子さんが次に何が起こるのか予測できず眠るタイミングを逃しているかもしれない
毎日同じようなタイムスケジュールで過ごされているでしょうか。日中に散歩や支援センターへ行くように工夫されていますが、午前中や昼前後で眠気が強まったときに、お子さんが安心して眠れる環境にいるでしょうか。午後3時以降に夕寝をさせてしまうと、夜間の睡眠に影響を及ぼしやすいため、外出するタイミングや朝寝・昼寝のタイミングを見直してみてもよいかもしれません。
1日のタイムスケジュールを整えることは、体内時計を整えることであり、結果的にむやみに泣かなくなり、食事の時間にお腹が空き、眠い時間に寝つきがよくなっていくことにつながります。

⑤お子さんは寝かしつけは親が手伝ってくれるものと思っているのかもしれない

親が寝かしつけをアレコレ工夫している場合、子どもは親が手伝ってくれるものと学習し、ひとりで眠らなくなる傾向にあります。その結果、子は泣いて親を呼び、親子で眠れなくなるというループに陥りやすいでしょう。
前述②④にも関連しますが、毎日ほぼ同じのタイムスケジュールにしたり、寝かしつけの方法や時間を決めることはお子さんの眠りによい影響を与えます。
「〇時に起床」「〇時に散歩」「昼間はバウンサーで昼寝、夜は布団で就寝」など親子にとってハードルの高すぎないルールを決めて、それを毎日の習慣にしてみると、ちょっとずつお子さんの体内時計が整うかもしれません。

泣き止まない時に授乳されていたとのことですので、「泣いたら授乳」はやめてみましょう。
また、可能な限り「泣き始めたら最低〇分待つ」と決めましょう。1分待てるようになったら次は2分、2分待てるようになったら次は3分...と親子で「待つこと」に慣れていけるといいなと思います。お子さんを安全な場所で寝かせて長くても15分程待ってもいいのですが、住宅事情や親心としてはなかなか難しいところもあると思いますので、そこは無理せず時間を決めてもらえればOKです。泣いた時の方法や寝かしつけの方法を変えたら、最低1週間はその方法を貫かないと習慣化はしません。途中で従来の方法に戻すと、お子さんも混乱して、より強く泣いたり抵抗してしまうので、ちょっと気が遠くなるかもしれませんが、最低1週間は続けましょう。それで習慣化できなかったら、数日間は従来の方法に戻して、また再度試すというように試行錯誤していくしかないかなと思います。

⑥寝かしつけのための道具や手段を使いすぎてるのかもしれない

ホワイトノイズは使いすぎると効果は薄れます。月齢通りの発達を遂げていれば、寝返りなど自分の意思で動き回ることができるようになってきて、原始反射(新生児の頃にあった反射)も消失しているはずなので、おくるみを嫌うのも自然なことです。日中と夜の寝かしつけの方法が同じだとなかなか寝つかないこともあります。満腹すぎると安心して眠ることもあれば、消化に伴い胃が膨らみ、ゲップを出したい/オナラを出したい/ウンチしたくなるetcの症状によって、なかなか寝落ちできなくなることもあります。

昼間は明るい場所で生活音のある場所で寝かせ、夜間は暗い場所で静かな場所で寝かせるということはすでに試されていると思いますが、日中は空腹ではないタイミングの授乳は控え、夜間の寝かしつけだけ授乳にする→慣れてきたら、夜間の寝かしつけも授乳を控えていく、というように段階をつけ、昼夜の寝かしつけのメリハリをつけてみるとよいかもしれません。すでに試したけど効果がなかったという場合は、月齢が進んでから試すと、この方法が合う時が来るかもしれません。

我が子の泣き声を聞き続けることは耐え難いと思いますが、泣き始めたら数分待ち、授乳のタイミングでない時は授乳しないという流れを習慣化していきましょう。もし、根負けして授乳したとしても、「数分待つ」ということができ、授乳しない時間を延長できたならば、上出来です。
夜間は特に、夫以外に頼れる人がいない、そして現状では頼れないというのがネックですが、あななんさんの気持ちに余裕がなくなってくると、そこに子ども側も親の気持ちに同調して親子で疲弊する状況になりやすいでしょう。

お子さんと精神的/物理的距離をとるのも大切ですので、イライラした日に限定せず、定期的にベビーシッターや一時保育/夜間保育などをご利用してくださいね。子どもの睡眠に困り続ける場合は小児科へもご相談ください。
また、ご自分の感情のコントロールが難しいという場合は、産婦人科or婦人科or精神科or心療内科への受診もおすすめします。

親にとって都合がよく、どんなお子さんにも効果のある寝かしつけの方法を求められていたら、子どもの睡眠の発達などを根拠にした情報や提案は役立たないかもしれませんが、少しでもヒントになれば幸いです。

2022/2/12 14:01

あななん

0歳6カ月
ご返答ありがとうございます。
生後6ヶ月が機嫌よく活動できるのが2時間と聞きました。たしかに2時間ぐらいになるとぐずぐず目を擦ったりします。ただ昼寝が30分だとこまめに昼寝をとるような感じになり午後3時以降は寝かさないようにはどのようにスケジュールを組めばいいでしょうか。
いつも昼間は眠くなったタイミングで 寝かしてます。
お風呂は18時、 湯上がりにおっぱいを欲しがるので授乳。
その後からずっとぐずぐずして20時に就寝前の授乳をしそのまま寝かしつけます。
3時から起こしとくとなるとお風呂時間を早めるべき?ですか。
また20時に寝かしたいとなると朝6時には起こすべきということでしょうか。

 

2022/2/12 15:34

古谷真紀

助産師
あななんさん お返事ありがとうございます。

午後3時以降に寝かさないように、午前中と昼前後に寝かせて、夕方以降は遊びや散歩、風呂等をうまく組み立てて過ごしてもらえればと思います。お風呂や起床の時間を早めたほうがよさそうであれば早めてみるのも策ですが「早めるべき」という絶対的なものではありません。
午後3時以降に寝かせると、就寝時刻は後ろにズレていきますので、何時に寝かせたいのかによって、夕方の過ごし方は見直したほうが良いでしょう。


現在のタイムスケジュールがわからないので、回答が曖昧で申し訳ありません。
もし、このままご相談継続を希望される場合は、現在のタイムスケジュールを教えて頂けると、なにかヒントを見つけられるかもしれません。

〈タイムスケジュール記載例〉
〇:〇〇 起床
〇:〇〇 授乳
〇:〇〇 朝寝
〇:〇〇 散歩
〇:〇〇 授乳 離乳食
〇:〇〇 昼寝
〇:〇〇 外出
〇:〇〇 授乳
〇:〇〇 風呂
〇:〇〇 寝かしつけ開始
〇:〇〇 授乳

お手数ですが、新規投稿でご相談いただければと思います。



大変恐縮ですが、ベビーカレンダー事務局から、以下のような連絡を受けておりますので、お手間をおかけして申し訳ありませんが、下記をお読みいただき、ご理解いただけますと幸いです。

【新しい内容のご相談に関して】
こんにちは、ベビーカレンダー事務局です。
いつもベビーカレンダーの専門家相談コーナーをご利用くださり、ありがとうございます。

大変恐縮ではございますが、ご相談に関しましては、相談検索の精度向上の為、「回答に対する返信」ではなく、新たにご相談内容を投稿していただけますと幸いです。

同じようなお悩みをお持ちの方が相談を簡単に検索できることにより、お悩みの解決に繋がる可能性がございます。大変お手間ではございますが、ご理解いただけますと幸いです。

これからもベビーカレンダーの専門家相談コーナーをよろしくお願いいたします。

2022/2/12 16:04

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