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虫歯菌について

えり
虫歯について教えて下さい。

虫歯菌を持つ人の唾液が赤ちゃんの口に入ると、唾液を介して虫歯菌がうつり虫歯になるいう話を検診の歯の話で聞きました。

もしも虫歯菌が子供の口に入らなかったならば、甘いものを食べても(毎日やっていますが)歯磨きをしなかったとしても虫歯にはならないという事なのでしょうか??    

虫歯菌についての知識が曖昧で、虫歯予防で何をどこまで気をつければ良いのか分からなくなってしまいました。

2021/12/7 16:15

在本祐子

助産師
えりさん、こんばんは。
ご相談いただきありがとうございます。
赤ちゃんの虫歯や口腔内の衛生について、御心配になりましたね。

生まれてすぐの赤ちゃんの口の中にはむし歯の原因になるミュータンス菌はいないとされています。
歯が生えてくるころから、少しずつ増えてくると考えられます。

お子さんやご家族の歯に対するケア度や日頃からの生活習慣で、むし歯のリスクは異なります。
乳幼児期は唾液が多く、常に口の中の衛生は保たれやすく、虫歯には本来なりにくい環境と思われます。
ですが、これからの2歳3歳になる頃になり、唾液の量が少なくなってきたり、砂糖の含まれるお菓子を頻繁に食べるような癖がついてきたり、歯を丁寧にみがく習慣がなかったりすると、むし歯のリスクが高くなります。

また、生まれつき歯質が弱かったり、歯の形で奥歯の溝が深くて磨き残しができやすいなど、個性になりますが、むし歯になりやすい傾向があるそうです。

ミュータンス菌をなるべくうつさないようにするために、口うつしで食事を食べさせないようにしたり、食器を分けたり、お子さんにキスをしないというのはリスクを回避する意味では効果的ですが、すぐにミュータンス菌は定着しないので、きちんと歯磨き習慣や砂糖をたくさん含むおやつの癖など生活習慣に気をつける方が大事ですね。

ただし、ミュータンス菌を全く避けて生きていくのは難しいですから、神経質にならずにいかれるのがよいです。つまり、ミュータンス菌をお子さんに移行させないと気を使い過ぎるよりも、日々の生活習慣を家族みんなで整えていただけるといいですね。

2021/12/8 0:22

えり

1歳0カ月
詳しく教えて下さりありがとうございます。

虫歯菌の感染の話を聞いてから、唾液の飛沫が心配で、子供と遊ぶ時に凄く神経を使って疲労していました。
 
虫歯菌をうつさないことも大切ではありますがその心配よりも、歯のケアや甘いものを食べる頻度の調整などの生活習慣を1番気をつけていきたいと思いました。
ありがとうございます。
    
元々の歯の状態でも虫歯のリスクが変わる事も分かり、(歯医者さんが仰った月齢の)一歳半以降はしっかり健診に連れて行こうと思いました。
分かりやすい回答をどうもありがとうございました。

2021/12/8 9:14

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