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b型溶連菌

みー
初めまして、37週の初産婦です。
おりもの検査でb型溶連菌が陽性反応が出てしまいました。
お産の際に抗生剤の点滴をしながらになりますと言われました。

調べると赤ちゃんへの感染症のリスクがあることを 知り、すごく不安に駆られています。。
お産時に点滴はずっとつけながらになるのでしょうか?

今までの何事もなくここまで来たので最後の最後にこの結果にすごい不安で心配です。。

2020/8/13 17:05

高塚あきこ

助産師
みーさん、こんばんは。
ご質問ありがとうございます。
おりものの検査でご心配があったのですね。

b型溶連菌というのは、おそらくB群溶血性連鎖球菌のことではないかと思います。よくGBSと略されるのですが、膣にいる常在菌になります。膣内にGBSが検出されると、陽性として診断されます。常在菌ですので、ママさんにとっては特に問題となることはなく、特にお産の前には治療は行わないことが一般的です。ですが、ママさんにとっては常在菌であっても、産道を通過する際に、赤ちゃんに産道感染する可能性があります。もし、赤ちゃんに感染してしまうと、新生児GBS感染症と呼ばれる病気にかかる可能性があります。新生児GBS感染症とは、母体の産道にひそんでいるGBSが赤ちゃんの目や鼻、口などから体内に入り、肺炎や敗血症、髄膜炎などを引き起こすものです。
お産の際には、医師から説明があったように、お産の進み具合を見ながら、断続的に飲み薬や点滴で抗生物質による治療を行います。
多くは、30分ほどの点滴を1日に2〜3回行うことがほとんどと思います。ですので、お産時にずっと点滴をし続けるというわけではありませんよ。ご不安もおありかと思いますが、珍しいことではなく、GBSを持っているママさんは意外に多いですよ。また、ご心配なことはその都度おかかりつけの産婦人科の医師や助産師に、よく説明を受けてみてくださいね。

2020/8/13 18:56

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