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自閉症の特徴について

ねる子
1歳1ヶ月になった娘がいます。

子どもを育てる中で「自閉症」というワードをよく見るようになり、少し気になり質問させて頂きました。

自閉症の特徴としてあげられるもののうち、気になったものについて教えてください。

 ・指差しができない 
→指差しとは、物を指差していなくてもとりあえず指を差していればできているという判断でいいのでしょうか?散歩中に飛んでいる鳥を見るとよく指を差したり、絵本などの動物を指差したりしますが、何もない壁とかも指差します。 
 
・模倣しない
→1歳前は、こちらがバイバイするとバイバイをし返してくれたり、拍手をすると拍手を真似してくれました。今は全くやらないわけではないのですが、模倣してくれる頻度が減った印象があります。以前は「おてて合わして、ごちそうさまでした」というのも私の声と手の動きに合わせてやってくれていましたがそれも最近はやってくれません。今やってくれる模倣は、目をぎゅっと瞑る真似がよくやってくれるかなという感じです。

・1人遊びが好き
→常に1人で遊んでいるわけではありませんが、ちょっとした時に1人で遊んでいることがあります。私としては家事がしやすくなったりトイレに行きやすくていいのですが、遊んでいる途中で私の存在を思い出しておもちゃや絵本を持って来てくれているので特に気にしなくて大丈夫でしょうか? 

・後追いしない
前述したとおり、娘は1人で遊ぶことがよくあります。ご飯を食べた後、イスから下ろすと大体1人で遊具やおもちゃがあるとこに行って遊んでいます。最近は、イスから下ろすとまず先に大人用のイスの座面についている座布団の、ボタンがついていてくぼみになっている部分(分かりづらくてすみません)に指をすーっと滑らせることをしていることがたまにあります。遊びやイスの座布団で遊んでいる間、私は食器を洗ったりトイレに行ったりしますが、結構集中しているようで後をついてくることはあまりありません。私と一緒に何かしていたり私のそばにいる時に、私がその場を離れる時には大体ついてきます。トイレに行く時もついてきますが、ドアが閉まって泣くことはあまりなく、ただ「ままー」と言ってドアの前で待ってる感じです。泣き出してしまうこともあるのでそういった時には「アンパンマンどこ?」とか「かわうそさん(お気に入りのぬいぐるみ)どこ?」と聞くようにしております。そうすると、その物の場所に行って遊んだり、それを探して持ってきてくれるのでその間に私は用を済ませるようにしています。1人遊びもままと遊ぶのも好きな場合は、あまり気にしなくて大丈夫でしょうか?

・落ち着きがない
→1歳1ヶ月ではなかなか判断が難しいとは思いますが、今は常に動いて一日過ごしています。テレビがつくと見ていることもありますが、飽きるとどこかに行ったり、眠い時にはそのまま寝てしまうこともあります。昼の寝かしつけの時、テレビをつけて私の隣に座らせておくと寝るか飽きて遊び始めるかのどちらかかと思います。 ちなみに、この「落ち着き」があるかないかはどのくらいの時期に判断できるようになるのでしょうか? 
 
・発語の遅れ
→そもそも「発語」の定義が分かっていないので教えて頂きたいのですが、発語とは「意味を理解して発している言葉」という意味でしょうか?
娘の場合、生後6ヶ月前後くらいから「まーまーまーまー…」「ぱーぱーぱーぱー…」  という音自体は出ていて、10ヶ月過ぎた頃には今の「まま」「ぱぱ」になっていました。しかし、その言葉を使って親に呼びかけるという使い方はまだ曖昧で、私や旦那を見て言ったり(私にぱぱと言ったり旦那にままと言ったりするので使い分けはできていません)、歩いたり何かしながら繰り返して「まっま、まっま」と言っているような感じです。「これ、ぱぱ(まま)にどうぞして」と言うとちゃんと持っていきます。意味はなんとなく理解しているのかなとは思うのですが、これは発語ができているという判断になるのでしょうか?まだ1歳1ヶ月なので発語はまだこれからと思っていて特に遅れ等は気になっておりませんが、発語の定義が分からないと発語の遅れそのものに気づくことができないので、教えて頂ければと思います。

 
現段階で、自閉症の疑いがあるというわけではないのですがなんとなく気になってしまいました。ご回答のほど、宜しくお願い致します。

2021/9/10 0:26

高塚あきこ

助産師
ねる子さん、こんにちは。
ご質問ありがとうございます。
自閉症の症状で気になることがあるのですね。

指差し
指差しは、お子さんによってなさる時期の差があります。仕草と感情が一致しないとできないので、最初はなかなか動作が繋がらないお子さんも多いですよ。ですが、必ずしも対象のものを指していなくても、手でさしたりすることができているのであれば、細かい動作違いと思いますので、あまりご心配ないかと思いますよ。お子さんなりのペースでできるようになっていきますので、遊びの中に取り入れていただいて、少しご様子をみてくださいね。

模倣しない
お子さんの場合には、一度できるようになった動作ができなくなるということはありませんよ。頻度が減ったということですが、できないというわけでなければ、あまり問題ないと思いますよ。

一人遊び
一人で遊ぶことによって集中力や想像力が養われるほか、自分のペースであれこれ考えて試行錯誤するという経験は一人遊びでしか得られません。ですので、お子さんにとっては、一人遊びはとても大切ですよ。お子さんが月齢を重ねるにつれて、行動範囲がますます広がります。運動能力の発達だけでなく、知的能力が発達するので、おもちゃの使い方を理解して遊べるようになり、集中力が身について一人遊びの時間がだんだん長くなっていきますよ。ママさんから離れても遊べるお子さんは、必ずママさんが自分のところに戻ってきてくれると理解している場合もあり、それだけママさんとの絆が強いということもありますので、ご安心くださいね。

後追いしない
後追いは、するお子さんとあまりしないお子さんの個人差が大きいです。また、何かに集中していたり、遊びなどに没頭していて後追いしないこともあると思いますよ。ですが、お話を伺う限りですと、特に問題のある行動のようには思いませんし、あまり気になさらなくてもいいように思いますよ。

落ち着きがない
お子さんは気分も変わりやすいですし、まだ集中力もない時期ですので、落ち着きがないとお感じになったり、目移りして、色々なことを細切れにやるのは仕方がない時期なのかもしれません。お子さんの性格や個性もありますが、好奇心旺盛なお子さんですと、たくさん遊ぶものがあったりする環境であればあるほど、一つのことに集中できず、周りのことが気になったり、すぐに飽きて他のことをしてしまうこともよくありますよ。ですが、成長とともに少しずつ物事に集中して取り組めるようになってきますよ。特に興味があるものが出てきたり、好きなものがはっきりしてくると、集中して遊ぶことができるようになってくるかもしれません。また、今はまだ周りのおもちゃなどの使い方が十分に分からないという場合もあります。どう遊べば楽しいのか分からず、飽きてしまうこともあるのかもしれません。ですので、今はあまりご心配なさらずに、ママさんも一緒に遊んだりなさると、少しまとまった時間遊べるようになってくるかもしれませんね。

発語の遅れ
発語とは、喃語ではない意味のある言葉を発することができるようになったことを言います。最初は、意味は理解していても、使い方が分からなかったり、間違った使い方をしてしまうことはよくあると思いますよ。日常的に、周りの大人の会話を聞いたりしながら、言葉の意味や使い方を学んでいきますので、お子さんにたくさん話しかけたり、ご家族で楽しく会話なさるのを見せてあげてくださいね。

2021/9/12 12:49

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