生後3ヶ月の子の睡眠と母乳量と便秘について

さ。さん、こんばんは。
ご質問ありがとうございます。
お子さんの夜中の対応などについてですね。

まずおひなまきについてですが、お腹の中では、丸まっている姿勢であったために、おくるみなどで包まれると、よく寝てくれるお子さんも多いです。寝かしつけの際に一時的に利用なさるのは構いませんが、熱がこもりやすかったりするので、寝付いてしばらくしたら、外してあげてくださいね。お子さんは寝ている間にも成長ホルモンが分泌され、心身ともに大きく発達していきます。ですので、おくるみをすることで、身体の動きが制限されてしまうかと思います。また、お子さんは、おくるみなどで包んでしまいますと、熱がこもりやすくなり、うつ熱などを起こす可能性があります。明確にいつまでという決まりはありませんが、次第におくるみではない寝方ができると良いかと思いますよ。おくるみに慣れていると、なかなか最初は寝付けなかったりする場合もありますが、最初は寝かしつけだけに使用するなどから始めていただき、徐々に外していかれると良いかと思いますよ。原始反射があって、おくるみがないと寝付けないこともあるのかもしれませんが、月齢が進んでくると、反射などもみられなくなってきますので、おくるみを外しても寝てくれるようになるかと思います。
また、便秘についてですが、低月齢のお子さんの場合には、お腹が空いていても、なかなかお腹が空いたアピールをしないお子さんもいらっしゃいます。昼夜の区別がついてくると、比較的夜まとまって寝てくれるお子さんも増えてきますが、まだ胃の容量も小さいので、夜間の授乳回数が減ると、1日のトータル哺乳量が減ってしまい、体重増加が緩やかになってしまうことがあります。また、おっぱいの分泌も、間隔が空くことで、減ってきてしまう可能性があります。それが便秘の直接的な原因かははっきりとはわかりませんが、哺乳量が減れば、それだけ水分摂取量も減ってしまいますので、原因の一つとして考えられると思いますよ。ですので、お子さんが起きなくても、夜間は4〜5時間に1回程度は授乳なさった方がいいかと思いますよ。

さ。さん、お返事ありがとうございます。
そうですね。お子さんの体重増加が問題ないのであれば、夜間に少し長めに時間が空いてしまっても問題ないと思いますよ。ですが、おっぱいの分泌量が減ってしまう可能性がありますので、お子さんが飲んでくれないときには、4〜5時間経ったら搾乳をなさっていただけると安心と思いますよ。