1歳8ヶ月と5歳の寝かしつけについて

まーさん　こんにちは。

毎日の寝かしつけ、おつかれさまです。
寝る前にテンション上がるとなかなか寝てくれないですし、困ってしまいますよね。

年齢差のあるきょうだいの寝かしつけに、魔法のような方法はないのが心苦しいのですが、子どもの睡眠リズムを活用して、少しでもまーさんもパパさんも心穏やかに夜を過ごして頂ければいいなと思いますので、少し解説と提案をさせてください。

お子さんの年齢を目安に考えると、1歳8か月と5歳の子では、必要とする睡眠時間が異なることは自然なことです。
1歳半～2歳では11時間程(昼寝1時間含む)、5歳では10時間程(昼寝は不要)が1日に必要となる理想的な睡眠時間です。

現在「7時〜8時に起床、21時半頃寝かしつけ」とありますが、21時半頃に2人共眠たそうにしているでしょうか。

人間の眠りのサイクルから考えると、起床(明るい部屋で過ごし始める時間)から約14時間後に、眠りを促すメラトニンというホルモンの作用によって眠くなる(入眠しやすくなる)のが自然なパターンです。

お子さん2人について、それぞれに必要な睡眠時間と起床/就寝のパターンが異なる場合、成長段階や生理学的な部分から考えると同時に寝かしつけることに少々困難は生じやすいことはご理解いただけるかと思います。

日中に、保育園や幼稚園などに通っているのか、どのように過ごしているかによっても多少就寝タイミングに変化はあるかもしれませんが、いくつか作戦を書きますので、取り入れられそうなところを参考にしていただければと思います。

作戦①
お子さんを別々のタイミングで寝かしつけられそうな場合
もし下のお子さんがすんなりと眠ってくれるタイプであれば、上のお子さんは下のお子さんよりも1時間遅く就寝してもヨシとして割り切って対応する。
→先に下のお子さんの寝かしつけをする。その際に、上のお子さんへ「先に弟くんに寝てもらうから、少し静かにしていてね。弟くんが寝たらママと二人きりで絵本読もうね。」などと協力を促す。ちょっと待ってもらう代わりに、ママを独占できる時間を約束しておくというのがポイントです。

作戦②
2人同時に寝かしつけをしたい場合
お子さん2人がほぼ寝落ちする時間帯を見計らって寝かしつけを開始する。起床時間は変えない。
→「〇時に寝かせなくちゃ」という縛りは一旦置いとおきましょう。もしかしたら、お子さん2人にとって21時半はまだ眠くない時間なのかもしれません。眠くない時間帯に寝室に入るのは眠れなくなるために逆効果で、これは大人も同様です。

22時過ぎれば寝落ちしやすいというならば、22時頃から寝かしつけるのも一つの方法です。その代わり、起床時間は7時頃にしましょう。数日間続けてみて、日中に元気に遊びまわるように過ごしていれば、起床7時から14時間後となる21時頃には眠気が強くなってくるはずです。22時寝かしつけ開始を数日から1週間ほど試してみて、慣れてきたら、数日間単位で寝かしつけを開始するタイミングを21:45→21:30…というように15分ずつ前倒しにしてみましょう。お子さんそれぞれが寝落ちしやすい就寝時間について、手探りではありますが、見つかるかもしれません。
寝かしつけに費やす時間を減らすという意味では、この作戦は親のためでもあります。

作戦➂
寝る場所は照明を暗めにしましょう。遊び始めても、電気はつけないで、安全のために光が必要であればオレンジ色など暖色系の光を付けて、あくまでも薄暗い状態を維持しましょう。青白い/白い光は目を覚ましやすいので、テレビやスマホなどの光は遮断したり、窓には遮光カーテンをつけて、起床よりも先に太陽光が入らないように工夫しましょう。
お子さんが遊び始めても、親は寝たフリを続けましょう。お子さんも親の注目を浴びなければ、少しずつ「誰も遊んでくれないし、眠いし寝よう」となるはずです。
お子さんが物音をたてると、もう一方のお子さんが目覚めてしまうという場合は、ホワイトノイズで雑音をかき消すのもおすすめです。ホワイトノイズは、アプリやYoutubeなどでたくさんアップされているので、好みの音を探してみてください。

少しヒントになりそうでしょうか。

まーさん　お返事ありがとうございます

最初の回答にも書きましたが、1歳半～2歳では11時間程(昼寝1時間含む)、5歳では10時間程(昼寝は不要)が1日に必要となる理想的な睡眠時間です。

上のお子さんは昼寝は不要、下のお子さんは昼寝は1回1時間程度が望ましいと思います。日中の活動と夜間の睡眠の関係性が強いため、もし昼寝を長めにすれば就寝が遅くなるのは自然なことでしょう。その代わり、翌朝はいつもと同じ時間帯に起床して、昼寝を多くとらないように気を付ければ、その日の就寝は遅くならないはずです。
夜更かししても翌朝はいつもと同じ時間帯に起床するように心がければ、イレギュラーな日があっても睡眠時間は調整されると思いますよ。