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前駆陣痛について

まま
前駆陣痛の間隔の測り方について教えてください。。

臨月前から生理痛の様な重い腰痛と、何となく生理痛の様な軽い腹痛もあります。背中と付け根も地味に痛みます。一昨日くらいから朝昼晩時間関係なくこの様な症状が多いです。お腹も時々張りますが、寝たら治まっているのでおそらく前駆陣痛だと思うのですが、お腹が張った時に間隔を測るで合っていますでしょうか?
 
切迫早産の為、30w過ぎから内子宮口が2cmほど開いていて頚管長も2cmあるかないかです。後2日で正産期になりますが、正産期まではウテメリン1日3回服用し、正産期までは寝たきりのままでと言われてます。34wの時から4回程、 粘液栓も出ていていますが、ウテメリンもまだ飲んでいるせいか、お腹の張りの間隔がいまいち分かりません。ですが、重い腰痛が増えてきたので間隔を測ろうと思うので、教えて頂けると嬉しいです。

2021/8/14 11:11

在本祐子

助産師
ままさん、こんにちは。
ご相談いただきありがとうございます。
切迫早産の治療や安静管理を頑張ってきましたね。
あと数日。もう少しで正期産域!
ゴールが近くなりましたね。
お産まであと少しです。

妊娠後期になると、陣痛の前練習の様に、頻繁にお腹が張り出します。
これらの多くは、痛みを伴わず、いわゆる前駆陣痛の範疇外となります。

痛みを伴うお腹の張りが不規則にある段階を前駆陣痛としています。
ですので、ご質問の間隔については、お腹の張りに痛みがあるもの、の間隔です。
頻繁にある場合には間隔を測定していきましょう。

痛みはお腹の張りのタイミングに生じ、下腹部や腰部に起こりやすくなります。生理痛の痛み、下痢の時の痛みなどと表現される方が多いです。

本陣痛はこの痛みを伴う張りが10分以内の間隔で規則的にくるものを指します。前駆陣痛と本陣痛は痛みのあるお腹の張りですので、1回1回の子宮収縮という意味では同じになります。

違いは、前駆陣痛が不規則な子宮収縮に対して、本陣痛は10分に1回程度のスパンでやってくる規則的な子宮収縮で、お産につながるものです。

今の時点では前駆陣痛になりかけかもしれませんね。

陣痛発来のその機序は様々な研究がなされています。
最近では、陣痛を起こすために、赤ちゃん自身が肺から分泌物を出して、それが赤ちゃんの臍から母体に入り、陣痛を引き起こしていると考えられています。
肺からでる分泌物は、肺が成熟した際に放出されます。
つまり赤ちゃんは自らが、胎外生活に適応できると判断したタイミングを見計らい、安全なお産になることを見込んで陣痛を開始させていると考えられていますよ。

痛みがあり、熟睡できない日も出てくるかもしれませんね。
もう少し経過を見ていきましょう。

前駆陣痛から本陣痛に至り、お産になるというか流れが一般的です。
もちろん、前駆陣痛だけが数日〜数週間続くこともありますし、前駆陣痛がなく本陣痛がいきなり始まることもあります。
切迫治療をしている方ですと、早くお産に至る方もいますが、結果的には予定日を越える方もいます。

2021/8/15 10:27

まま

妊娠36週
ご丁寧に詳しく説明して下さり、ありがとうございました。
参考になりました、これで間隔測ってみようと思います。ありがとうございます!! 

2021/8/15 18:15

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