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単一臍帯動脈について
もも
はじめまして。現在28週の妊婦です。
妊娠中期頃から、検診の度に胎児が少し小さめとの指摘があり、先日初めて成長曲線から外れた為、エコー専門の医師に詳しく診ていただいたところ、単一臍帯動脈との診断がされました。
今回の妊娠は二人目ですが、35歳ということもありクアトロ検査をした結果陽性、その後羊水検査をして陰性とのことでほっとした直後の妊娠中期に入った頃、私自身が妊娠糖尿病の診断がされ、現在1日3回インスリン注射(おおよそ各2-6単位)をしています。ちなみに私自身の体重増加は、28週の現時点で妊娠前+4kg弱です。
妊娠糖尿病以外は順調かと思われたところに、胎児発育不全。
エコーの先生がおっしゃるには、「心臓などの内臓を含め、特に異常は見つかりません。あえて言うならば、個性と考えてもらえればいいのですが、臍の緒の動脈が一本足りない単一臍帯動脈ですね」と言われ、28週で1000グラムちょうどとのことでした。この体重ですと、胎児成長曲線ギリギリに入るようです。
単一臍帯動脈をネット検索すると、マイナスのことばかりが目に入り、また不安な妊娠生活を送っております。単一臍帯動脈は染色体異常の場合だと多いようですが、今回は羊水検査陰性と結果が出ているし、エコーでも異状なしとのことであまり心配することはないのでしょうが、残りの妊娠期間何に気を付ければよいのか、普通に出産ができるのか、出生後赤ちゃんに異常が発覚する可能性が高まるものなのか、その場合はどのようなものが多いのか、妊娠糖尿病と関連性はあるのか、気になります。
そろそろ出産準備を始めるにあたり、何かアドバイス等頂けたらと思います。宜しくお願い致します。
妊娠中期頃から、検診の度に胎児が少し小さめとの指摘があり、先日初めて成長曲線から外れた為、エコー専門の医師に詳しく診ていただいたところ、単一臍帯動脈との診断がされました。
今回の妊娠は二人目ですが、35歳ということもありクアトロ検査をした結果陽性、その後羊水検査をして陰性とのことでほっとした直後の妊娠中期に入った頃、私自身が妊娠糖尿病の診断がされ、現在1日3回インスリン注射(おおよそ各2-6単位)をしています。ちなみに私自身の体重増加は、28週の現時点で妊娠前+4kg弱です。
妊娠糖尿病以外は順調かと思われたところに、胎児発育不全。
エコーの先生がおっしゃるには、「心臓などの内臓を含め、特に異常は見つかりません。あえて言うならば、個性と考えてもらえればいいのですが、臍の緒の動脈が一本足りない単一臍帯動脈ですね」と言われ、28週で1000グラムちょうどとのことでした。この体重ですと、胎児成長曲線ギリギリに入るようです。
単一臍帯動脈をネット検索すると、マイナスのことばかりが目に入り、また不安な妊娠生活を送っております。単一臍帯動脈は染色体異常の場合だと多いようですが、今回は羊水検査陰性と結果が出ているし、エコーでも異状なしとのことであまり心配することはないのでしょうが、残りの妊娠期間何に気を付ければよいのか、普通に出産ができるのか、出生後赤ちゃんに異常が発覚する可能性が高まるものなのか、その場合はどのようなものが多いのか、妊娠糖尿病と関連性はあるのか、気になります。
そろそろ出産準備を始めるにあたり、何かアドバイス等頂けたらと思います。宜しくお願い致します。
2021/7/16 15:31
ももさん、こんにちは。
ご質問ありがとうございます。
助産師の高杉です。
単一臍帯動脈のことがご心配になられましたね。
臍帯の中には、1本の臍帯静脈と2本の臍帯動脈があります。
臍帯動脈血は臍帯を通って胎盤へ流れ、ここで老廃物が母体へ取り込まれて、かわりに酸素や栄養素をもらって臍帯静脈血に流れ込み、胎児へ供給されます。
単一臍帯動脈の頻度は全出生の約1%でその内の約27%に先天異常の合併があるといわれています。
単一臍帯動脈はそれ自体に問題があるというよりは、合併する先天異常により、児にいろいろな問題が出てきます。ですから、約73%の赤ちゃんにはほとんど問題はありません。
赤ちゃんの発育が小さい、すなわち、子宮内胎児発育遅延は単一臍帯動脈の胎児に、ときにみられることもありますが、極端に小さくなければ正常児であることも多いですね。その場合、産まれたあともその影響はないと思います。
今回超音波などで精査してくれていると思います。
現在わかる範囲では奇形などはなさそうですね。
妊娠糖尿病との関連性はないと思いますが、今後も血糖コントロールやお食事など気をつけていきたいですね。
分娩の方針は赤ちゃんの胎位など単一臍帯動脈とは関係のないところでも判断が必要ですね。
今後も主治医や助産師さんにわからないことは遠慮なく尋ねてもらっていいと思います。
少しでも安心して残りの妊娠期間を過ごせることを願っています。
ご質問ありがとうございます。
助産師の高杉です。
単一臍帯動脈のことがご心配になられましたね。
臍帯の中には、1本の臍帯静脈と2本の臍帯動脈があります。
臍帯動脈血は臍帯を通って胎盤へ流れ、ここで老廃物が母体へ取り込まれて、かわりに酸素や栄養素をもらって臍帯静脈血に流れ込み、胎児へ供給されます。
単一臍帯動脈の頻度は全出生の約1%でその内の約27%に先天異常の合併があるといわれています。
単一臍帯動脈はそれ自体に問題があるというよりは、合併する先天異常により、児にいろいろな問題が出てきます。ですから、約73%の赤ちゃんにはほとんど問題はありません。
赤ちゃんの発育が小さい、すなわち、子宮内胎児発育遅延は単一臍帯動脈の胎児に、ときにみられることもありますが、極端に小さくなければ正常児であることも多いですね。その場合、産まれたあともその影響はないと思います。
今回超音波などで精査してくれていると思います。
現在わかる範囲では奇形などはなさそうですね。
妊娠糖尿病との関連性はないと思いますが、今後も血糖コントロールやお食事など気をつけていきたいですね。
分娩の方針は赤ちゃんの胎位など単一臍帯動脈とは関係のないところでも判断が必要ですね。
今後も主治医や助産師さんにわからないことは遠慮なく尋ねてもらっていいと思います。
少しでも安心して残りの妊娠期間を過ごせることを願っています。
2021/7/18 15:05
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