下唇を噛む、耳を触る

はるままさん、こんにちは。
ご質問ありがとうございます。
お子さんの仕草が気になることがあるのですね。
お写真の掲載もありがとうございます。

まず耳を頻繁に触るということですが、小さいお子さんの場合には、なかなかご自身のご体調を言葉で表現するのは難しく、頻繁に触ったり気にしたりする様子があると、中耳炎になっていたりする場合などがあります。例えば、眠い時だけでしたら、眠くなることで、体温が高くなり痒みを感じているケースも考えられますが、そのような状況とは関係なく、頻繁に耳を触っていることが気になる場合には、一度小児科や耳鼻科でご相談なさってくださいね。
また、下唇を巻き込むような仕草についてですが、早いお子さんですと、生後3ヶ月ごろから歯が生え始めるお子さんもいらっしゃいます。歯茎がむず痒い場合、はるままさんのお子さんのように、下唇を吸うような仕草が見られたり、指しゃぶりをしたり、拳を口に入れる動作を頻繁にするお子さんもいらっしゃいますよ。また、まだ吸啜反射という原始反射がある時期ですので、反射で吸っているということも可能性としてはあるかもしれません。赤ちゃんは口に触れたものを無意識にくわえて吸いつこうとします。吸啜反射は、生後6ヶ月頃にはほとんど見られなくなりますので、吸啜反射の場合には、次第に気にならなくなるのではないかと思いますよ。