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タバコを吸う部屋での育児について

ゆー
初めてご相談させていただきます。
現在妊娠9ヵ月で、出産後は1ヵ月ほど実家へ里帰りを予定しています。
実家において、赤ちゃんと一緒に日中過ごすことになる部屋というのが、普段から父親がタバコを吸っている部屋になります。
その部屋は私が実家に住んでいた頃から、家族で集まる、普段過ごす部屋でした。
父親はヘビースモーカーであり、四畳半という狭い空間の中に20年分のタバコのヤニ等が蓄積されているため、赤ちゃんのいる前で吸わなくても、ほぼ喫煙室にいるようなものだと感じています。
他の部屋は祖母が使用しているため使えません。(祖母は耳が悪く、日中は大音量でテレビを見ています。)
そうなると、自分の寝室に終日籠るしかありません。
私としては、父親が前日の夜遅くと次の日の朝にタバコを吸っていた部屋で、赤ちゃんと日中過ごすのは避けた方がいいのではと思っています。
灰皿に蓋はないので、暫くにおいが漂っています。
このような環境において、新生児への悪い影響はありますでしょうか。
ご回答のほど、よろしくお願い致します。

2021/5/30 10:00

在本祐子

助産師
ゆーさん、こんばんは。
ご相談いただきありがとうございます。

赤ちゃんが過ごす部屋で喫煙していることに対する不安があり、里帰り先でのご家族への対応をどうお願いするか、悩まれていらしたのですね。

三次喫煙と言う新しい概念が出てきました。まだ研究が少なく、健康影響についてもまだ明らかでありません。
三次喫煙とは、タバコを消した後に残留する化学物質を吸入することを指します。
別名、残留受動喫煙、サードハンド・スモークとも呼ばれています。

以下厚生労働省ホームページより、一部抜粋しますね。

三次喫煙は、環境たばこ煙そのものに曝露される受動喫煙とは異なり、たばこの火が消された後も残留する化学物質を吸入することをいいます。
たばこ由来のニコチンや化学物質は、喫煙者の毛髪や衣類、部屋や自動車のソファやカーペット、カーテンなどの表面に付着して残留することが知られています。
それが反応、再放散したものが汚染源になり、三次喫煙が発生すると考えられています。

部屋で過ごす時間が長い乳幼児などでは三次喫煙による影響が懸念されます。しかし、三次喫煙を防ぐ方法はすでに明らかで、それは屋内を完全禁煙にすることです。

以上、厚生労働省のホームページより抜粋しています。
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/tobacco/yt-057.html

よって、今のところご家族には、部屋の掃除を徹底してもらう、赤ちゃんの過ごす部屋での喫煙はしない、赤ちゃんがいる期間は屋外での喫煙を徹底していただく、かつジャンパーなどの洋服は外で脱ぎ着する、手洗い、うがい、マスク装着などをしてもらえるとよいですね!なかなかご理解を得られにくいとは思う部分もありますが、大事な赤ちゃんのことですから、できる限りのことをしてあげたいですね。

喫煙に関する他の資料も添付しておきますね。

https://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/02/dl/h0201-3a3-02h.pdf

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/tobacco/t-02-005.html

2021/5/30 22:09

ゆー

妊娠35週
ご回答ありがとうございます!

父も初孫なもので買い物など協力してくれているので、里帰り中は分煙の徹底をお願いしてみようと思います。

近々一度実家に帰ったときに部屋の大掃除をして、できる限りより良い環境を作れるようにしたいです。

2021/6/2 17:43

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