力むような動きについて

もみーさん、おはようございます。
ご質問ありがとうございます。
お子さんが、お腹に力を入れて、いきんでいるご様子が見受けられますね。
足を伸ばしたり、腹筋に力を入れる仕草も関連していそうです。

元々便秘気味だったのですね。
赤ちゃんの腸管は非常に未熟なため、その動きはまだ不安定さがあります。そのため、ウンチが停滞してしまい、硬めになってしまうことがあります。
また、低月齢のお子さんは腹筋が弱くいきみがかけにくいです。
そのため、ウンチが出にくくなると、軟らかめのウンチであっても、腸の動きが強くなった時に、痛みを伴ったり不快があり、唸りやいきみが見られる事があります。

お腹のマッサージをしてあげたり、綿棒で浣腸してあげてみるとよいとされますが、なかなか効果的にやるのは難しいです。
ウンチが1日2日出ないこと自体は問題なく生理的な範疇であることがほとんどではありますが、ひどく唸る場合には、一度グリセリン浣腸なさって出してあげることで、お子さんも結果的に楽になることがあります。
そのため、成長を見守りながらも、ウンチが安定的に自力排便できるようになるまでは、適切なケアが必要と言われています。

綿棒浣腸を嫌がるとは思いますが、肛門壁をゆっくりと刺激してあげることで、ウンチが出やすくなるのは事実で、しっかりとできればご家庭で最も効果的な対処法です。
とは言え、どの程度の力でどのくらい刺激をしたらよいのかは、わかりにくいですし、実際のところ怖くてできないママさんもたくさんいらっしゃいますので、ご安心くださいね。

ご提案としては、小児科で綿棒浣腸のやり方を教えてもらうのが一番わかりやすいと思います。また綿棒浣腸より、グリセリン浣腸の方が実際の手技としては容易なため、予めご自宅用に処方してもらっておく方もいます。

何れにせよ、いきみの多くは生理的な現象で、成長と伴に軽快することがほとんどですが、その成長を見守る過程で、あまりにも唸りやいきみが強い時には、綿棒浣腸やグリセリン浣腸を行い、お子さんにとって負担がかからない様ケアしてあげるのがよいと思います。

そうですね、月齢的には綿棒浣腸に限界がありますよね。

グリセリン浣腸は市販品もあります。
ドラッグストアの薬剤師にご相談して購入いただきやってみても問題ないです。
よろしくお願いします。