手を噛む

ゆいさん、こんにちは。
ご質問ありがとうございます。
お子さんが手を噛むことが気になるのですね。

1〜2歳代のお子さんが指しゃぶりをなさったり、手をお口に入れるようになることはよくありますよ。神経性習癖と言われる、幼児期後半の指しゃぶりとは異なり、すぐにやめさせるというようなものではないと言われています。歯並び、かみ合わせへの影響を考えると早めにやめさせたほうがいいという意見もありますが、それでも3歳ころまでにやめるのが望ましいと言われます。お子さんが、手をお口に入れることがあると、ママさんとしては、ストレスを感じているのではないか、愛情が足りないのではないかとご心配になるママさんもいらっしゃいますが、そのようなご心配はあまりないと思いますよ。ご様子を見ていただいても問題ない時期と思いますが、もし気になる場合には、1歳を過ぎると、手先もだいぶ器用に使えるようになりますね。できるだけ手を使う遊びをするなど、コミュニケーションをとる時間を増やしてみてくださいね。手遊びをしたり、指先を使うおもちゃで遊んだりと、物理的に指しゃぶりができない状況を自然に作ってみるのも効果的ですよ。お子さんが興味があって、集中して遊べるようなおもちゃがみつけられると良いですね。また、積極的に外遊びに出かけるのも良いと思いますよ。外には指しゃぶりを忘れるほど、興味の対象がたくさんあります。1歳になれば公園で砂遊びをしたり、遊具で遊んだりすることもできるころになりますので、言葉で根気強く言い続けることも大切ですが、きっと遊びの方に興味が向く方が効果があるかと思いますので、よろしければお試しになってみてくださいね。