口に手を入れる

あっくんさん、こんばんは。
ご相談いただきありがとうございます。
精神的に不安定になった際に、手を舐めたりする癖があるのですね。
コロナウイルス対策もあり、やめさせたいお気持ちになりますね。

元々、赤ちゃんが握り拳を舐めたり、またそこから、指しゃぶりをしたりすることは、お子さんの発達過程の一段階とされています。

自分自身の身体の認識であったり、口の過敏さを緩和して、食事を食べる前の練習になったり、精神的な安寧を得るために舐めたりすると考えられています。
舐める行為自体が、脳を刺激して発達に寄与しています。

また、お子さんは吸う、舐めるという行為自体に、安心感を得ています。
これはごく自然なことですので、特に不安な気持ちやイライラした時に口に手を持っていく行為が目立ったりします。

3歳くらいになると他者と深く関わりますので、これらの習慣がほとんどのお子さんでなくなります。
ですので、今は少なくとも、無理やりやめさせる必要はないと言われています。

日本小児科医会と日本小児歯科学会による、小児科と小児歯科の保健検討委員会の報告によると、3歳頃までの指しゃぶりなどを特に禁止する必要はないと指針を出しています。

また、一般的にやめた方がよいとする理由としては、習慣性になる事や、ママさんがおっしゃるように、コロナ渦中による衛生的な面などがネガティブな側面かもしれませんね。
お子さんの手も定期的に流水と石鹸で洗ってもらうとよいと思いますよ。
またアルコール消毒もOKです。

様々な情報により、ママさんが不安な気持ちになりますよね。よくわかりますよ。
お子さんにまつわる悩みは、成長と伴に消えていくものが多いです。
何かありましたら、いつでもお声掛け下さいね。
よろしくお願いします。